スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス


  •   女優はさまざまなキャラクターを演じますから、主人公の名前をタイトルにすることで“今度はという名前のキャラクターをやる”ということを視聴者に強く印象づけることができます。今クール、あまりヒットしなかったドラマには『ぴんとこな』、『スターマンこの恋の星』がありますが、このふたつタイトルからなかなか内容が想像しづらいという例です。
      『あまちゃん』と『半沢直樹』は、いずれも母音の“あ音”が多くて短いですよね。これはスマホでメールを打ったり、ツイッターでつぶやいたりするときに、とにかく打ちやすい。堺さんの場合も、これまでさまざまな役を演じていますから、半沢直樹という新しいキャラクターを演じるということを強烈に印象づけられたと思います。『Oh, My Dad』なんて、正確に打つのはなかなか手間がかかってしまいますよね。ツイッターでつぶやかれやすいから、話題になりやすいという一面はあると思います。2作品とも、放送中、放送直後にネット上での検索キーワードが急上昇しています。シンプルだけれど、ドラマの内容をうまくタイトルにからめたというところでは、よく練ったセンスのいいタイトルだと思います。『水曜どうでしょう 新作 2013』はとにかくわかりやすいタイトルが一番といういい例です。あまちゃんにはさまざまな意味が含まれており、主人公の天野アキのあまちゃんでもあり、アマチュアのあまちゃん、ひよっこで甘えん坊のあまちゃん、海女さんのあまちゃんでもあります。
     あと、ドラマの制作者側に、半沢直樹というキャラクターで面白さを届けられるという自信があったのではないでしょうか。半沢直樹の「倍返し」というセリフが流行っているように、キャラクターのインパクトをタイトルにのせて視聴者に届けることができたわけです。そうした制作者側の狙いというのもこのタイトルから読み取ることができます。
    コメントする 2013/09/10 11:43