スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会

    十月前半のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、麦秋さんの「秋潮」句、さんせんさんの「後の月」句の二句が分け合いました。次点はあっさむさんの「稲架」句でした。いずれも俳句ならではの切口で景色を美しく謳いあげました。来回は晩秋、山が色付き始める頃ですね。

    最高点句6点句(◎〇〇〇〇〇)
      04.秋潮や岬に小さき灯り堂            麦 秋
      57.鐘楼を闇に浮かべて後の月          さんせん
    次点句5点句(◎◎◎〇〇)
      87.稲架掛けの幾何学模様千枚田         あっさむ

    5点句(◎〇〇〇〇)
      21.馬肥ゆる海の匂ひの牧の草          昇 峰
       (〇〇〇〇〇〇)
      32.啄木鳥やかたこと弾む古ミシン        雪
      83.長き夜や問はず語りの旅の宿         TOTORO
    4点句(◎◎〇〇)
      119.山国の日の透きとほる唐辛子        昇 峰
       (〇〇〇〇)
      06.秋の雨仏足石の薄き窪            昇 峰
      43.コスモスの花昏れ殘る無人駅         方 舟
      55.十月や軒に古りたる酒林           しょうく
    3点句(◎◎〇)
      15.伊勢神宮望む岬や鷹渡る           麦 秋
      99.可杯に隙なく注ぐ新走り            方 舟
       (◎〇〇)
      23.各停を乗り継ぐ信濃秋深む          方 舟
      37.月光に濡れて尖塔輝けり           泥舟
      68.竹の春嵯峨野路をゆく人力車         Panapana
      77.冬瓜やがんこ一途の泣き上戸         ワシモ
      105.窓の月徒然草を読みはじむ         雪
       (〇〇〇)
      35.食い初めの赤児まぶしき菊日和        さんせん
      80.どの雲も皆やさしくて秋うらら         mira
      81.鳥渡る声もとりどり八甲田           Panapana
      101.放牧の牛は牛舎へ冬支度          泥 舟
      103.朴訥に齢を重ね鰯雲             泥 舟
    2点句(◎〇)
      27.乾びては火傷めく照り唐辛子         昇 峰
      29.観月や武士の情けの薩摩琵琶         ワシモ
      52.秋灯下エンディングノート記おり       そよかぜ
      95.フィナーレは島の民謡運動会         夢想人
       (〇〇)
      17.色鳥や湖畔にありし資料館          Panapana
      20.いわし雲迷路のつづく窯場径          しんい
      22.思ふことしたため終へし良夜かな       風 花
      33.桐の実の音なり話ふりだしに         山椒の実
      58.しらべよき漢詩を吟ず菊の宴         雪
      60.新米や一升瓶で搗きしこと          苦 瓜
      84.仲見世の賑はひにゐてふと秋思        TOTORO
      115.木犀のかすかに香り登り窯         しょうく
    1点句(◎)
      113.むささびの木には洞あるかずら橋      苦瓜
      120.山里の家それぞれに柿熟す         secchan
       (〇)
      05.秋茄子や妻の糠漬け肌に艶          俊 雪
      11.飯噴ける香の家ぢゅうに今朝の秋       kioto
      12.いざよひの月を拝して高野道         さんせん
      18.色鳥や門を離るる鉢返             苦 瓜
      19.いろは坂友との旅の初紅葉          secchan
      30.菊の花活けて農家の黒光り          雪
      36.来るや来ぬ電話待つ間の十三夜        山椒の実
      39.玄賓の庵は孤独に蕎麦の花          利 明
      41.蟋蟀の一匹なれど迎へける          風 花
      45.小鳥来て孤独な老を癒しけり         そよかぜ
      47.木の実降る音の途絶へぬ杣の家        しんい
      54.十月や散り敷くままの軽井沢         TOTORO
      62.剪定の鋏のさばき秋日和           み き
      63.早暁の漬針揚げるゐのこづち         苦 瓜
      64.祖師堂に流るる読経竹の春          しんい
      65.大群といえど静寂赤とんぼ          夢想人
      66.大手術超えて生還秋の空           夢想人
      70.忽ちに標高二千の五里霧中          TOTORO
      71.玉入れの親子競演天高し           さんせん
      72.たをやかで亦しぶとくて水引草        kinoto
      73.だんだんに友逝く齢秋思う          そよかぜ
      76.天界より声貰ひたる虫時雨          kinoto
      78.遠筑波左へそれて秋の蝶           市川 滋
      90.花終へてなほ風を待つ彼岸花         市川 滋
      92.晴れわたる一枚の空ななかまど        TOTORO
      102.墨堤に雀たわむれ秋の暮          Panapana
      106.まほろばに稲架掛け終へて大欠伸      利 明
      111.みなぞこにゐませる心地虫の夜       kinoto
    無点句
      01.藍染の白き絞りや秋の風
      02.赤とんぼ暑さを避けて山頂に
      03.秋風を供に従へ峠ゆく
      07.明け初むる夢幻さ迷ふ秋の湖
      08.開けはなし六十枚の障子貼る
      09.雨逸れし向ひの山に秋の虹
      10.荒海の佐渡ヶ島より子持鮎
      13.十六夜やおんなの運ぶ深夜便
      14.出雲路は神在月で賑わへり
      16.芋の蔓齧りて耐えし疎開の子
      24.学童の鞄三つも野分雲
      25.火口湖の水の色にも秋深む
      26.紙飛行機の滞空競ふ天高し
      28.川幅はやや広くなり風は秋
      31.菊日和世界遺産の国に住み
      34.岐路さだめけり穂芒の揺れやまず
      38.月光の森は猿声放ちけり
      40.紅葉の深まりゆくや杣の道
      42.ゴスペルに肩を揺らせる花野かな
      44.コスモスの揺るる草原駆け抜ける
      46.この先に市の保育園きんもくせい
      48.さりげなくそっと背を押す秋の風
      49.三代の瀬戸の器の菊膾
      50.山頂に彩づき泳ぐ秋茜
      51.島々の海の凪をり秋日和
      53.秋灯に寄りて羽衣謡ふかな
      56.十年の再会明日に後の月
      59.神苑の池の静まり秋深し
      61.刹那なり釣瓶落しの夕陽かな
      67.颱風の停電といふ置き土産
      69.茸山や知り尽くしたる穴場へと
      74.丹波路の奥山の寺初紅葉
      75.月夜茸夜明けのまだきぶなの森
      79.灯篭の円窓一閃秋没日
      82.長き夜の画面の漢独り占め
      85.につくきへ輪ゴムを跳ばす夜長かな
      86.年金が頼りの暮らし末枯るる
      88.鉢巻を持って飛び出す放送班
      89.初恋を口遊みつつ林檎剥く
      91.貼り終えし障子に影の小鳥かな
      93.半月や憂ひの色を隠せずに
      94.百年の伝統島の運動会
      96.ふと漂ふ金木犀のありどころ
      97.振り仰ぐ立待の月玲瓏と
      98.故郷を白髪に染めて蕎麦の花
      100.方丈の庭の鳥往き石の秋
      104.孫よりの異国のみやげ良夜かな
      107.丸木橋にわつと水音天狗茸
      108.丸つぽの富士を映して秋の水
      109.満月のぽかと照らせる明けの穹
      110.道草は郁子の実の生る秘密基地
      112.見渡せば海もきららと望の月
      114.名月や誘ふ浜風影二つ
      116.靄がかる仙丈ヶ岳暮の秋
      117.焼きそばのソースは辛し秋祭り
      118.夜業後の少し道草ちんちろりん
      121.夕映えぼ遠山並や秋惜しむ
      122.悠久の熊襲の塚や星月夜
      123.路地の草頭をたれて秋暑し
      124.若人に夢の五輪や竹の春
      125.吾亦紅風吹かぬこと寂しがる

    誤記脱字がありましたらお早めにお知らせ下さい。

    選者(敬称略)

    泥 舟 ワシモ 麦 秋 市川 滋 苦 瓜 TOTORO mira 利 明 
    夢追人 panapana しんい み き 雪 山椒の実 風 花 方 舟 
    そよかぜ 俊 雪 あっさむ さんせん secchan まいるど 昇 峰

    未選者(敬称略)

    しょうく kinoto  
    コメント23件を表示する 2013/10/07 09:59

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可