スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会

    十二月前半のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、昇峰の9点句「神楽」句、次点は、さんせんさんの「冷し」句の8点句でした。利明さんの「毛糸」句、TOTOROさんの「冬ぬくし」句も8点句の佳句で、四句が僅差で拮抗した句会でした。来回は12月後半、今年最後の句会になりますのでよろしくお願い申し上げます。

    最高点句9点句(◎◎◎◎◎◎〇〇〇)
      45.里神楽果てたる山の昏さかな        昇 峰
    次点8点句(◎◎〇〇〇〇〇)
      110.礼拝の木椅子冷たき天主堂        さんせん
    8点句(◎〇〇〇〇〇〇)
      33.毛糸帽目深に甲斐の道祖神         利 明
      87.冬ぬくし寺に無数の納め杖         TOTORO
    5点句(◎◎〇〇〇)
      20.数え日や時を集める古時計         Panapana
       (◎〇〇〇〇)
      03.いく度も鍵たしかむる年の暮        昇 峰
      90.星々を枝に絡めて枯木立          夢追人
    4点句(◎〇〇〇)
      77.針箱に母の指貫冬用意           風 花
      86.冬の蝶かすかに残る日の匂ひ        市川 滋
       (〇〇〇〇)
      82.仏滅の次は大安冬芽立つ          TOTORO
      104.嵐峡の薄日に透ける冬紅葉        さんせん
    3点句(〇〇〇)
      01.赤岳の峰這ふ雲や冬夕焼          昇 峰
      10.熟れ柿や円空仏の残る寺          さんせん
      16.家計簿に一句を記す夜半の冬        風 花
      19.微かなる残り香愛でて菊を焚く       しょうく
      78.一切れのショートケーキや一葉忌      泥 舟
    2点句(◎〇)
      104.山深き神話の里や冬霞          昇 峰
       (〇〇)
      02.在りし日の一揆は知らず村時雨       み き
      28.愚痴ひとつおでんの味に忘れけり      夢追人
      32.稽古海女脇に抱へし牡蠣の桶        麦 秋
      35.五箇山の合掌造り初時雨          secchan
      48.しぐるるや軒先浅し詩仙堂         苦 瓜
      49.猪鍋の湯気に割りこむ山の宿        方 舟
      60.奪衣婆の居座るお堂冬に入る        み き
      64.散りつつも光放さぬ冬紅葉         昇 峰
      96.身を載せて冬至南瓜を割りにけり      麦 秋
      101.夜行バス着く故郷の霜の朝        方 舟
      109.留守居する男一人の置炬燵        方 舟
    1点句(◎)
      51.正倉の封印されて日短           利 明
      54.水軍の幟揚げてや里祭           麦 秋
      56.捨石や露地の千両つややかに        しんい
      97.紅葉狩りよくもここまで歩きけり      そよかぜ
       (〇)
      04.凍星や電照ハウスの棟あかり        さんせん
      12.落葉降る郷愁募る古刹かな         俊 雪
      13.男の手どこかに忘れ夜着の袖        しょうく
      21.香に浸るたつた三坪の畳替         しんい
      23.枯野道風止むところありにける       kinoto
      25.旧邸の茶室八畳帰り花           Panapana
      26.教会のステンドグラス深雪晴        泥 舟
      30.くるくると信号無視の落葉かな       mira
      37.極月や片足で立つ池の鷺          苦 瓜
      52.鐘楼の昔を偲ぶ冬紅葉           mira
      58.蒼天に散らせしごときあうちの実      そよかぜ
      65.散るもよし散らぬもよろし冬紅葉      kinoto
      66.釣堀の竿動かざる冬帽子          利 明
      68.電飾のオブジェとなるや枯木枝       夢追人
      72.捕はれし勇魚に似たり夫婦岩        kinoto
      81.二上山のときめいてゐる片時雨       kinoto
      83.冬うらら遥か叡山指差して         TOTORO
      84.冬がすみ茶筅工房出てみれば        苦 瓜
      85.冬木立その先白き研究棟          市川 滋
      89.朴落葉夢のごとくに落ちにけり       ワシモ
      91.窓越しに洩れる讃美歌寒昴         泥 舟
      103.山眠る胸の奥まで夢抱き         み き
      105.山道を絨毯の如落葉踏む         俊 雪
    無点句
      05.いには野は豆がら黒し冬ぬくし
      06.犬小屋の犬の寝息や冬ぬくし
      07.今泣いた子が笑ひをりおでん鍋
      08.乳母車双子の未来冬うらら
      09.裏木戸の開け閉て絶えて枯蔓
      11.落葉掻き大地潤す堆肥かな
      14.外国の言葉でガイド紅葉晴れ
      15.篝火に天鈿女の神遊
      17.重ね着を更に一枚糸ほずれ
      18.画人去り水面に残る夕紅葉
      22.枯菊に絡む仔犬の紐をとく
      24.菊枯れてなほも楊貴妃艶めけり
      27.杭を打つ音や川面に冬紅葉
      29.潜る潜る鳰の仕草に時忘る
      31.グレゴリウス聖歌漏れ来る冬障子
      34.けものみち倒木続く冬ざるる
      36.木枯らしと共に届きし友の訃報
      38.哭泣の荒磯を聞きつ葱鮪汁
      39.忽然と鉄枴峰に冬の霧
      40.小春日や衣一枚脱ぎにけり
      41.小春日や白浜の海波静か
      42.小春日や双子のパンダじゃれあいて
      43.鷺遊ぶまほらの里の冬田面
      44.山茶花の零れしままに寡夫の家
      46.残照のフリル冬至の連峰に
      47.山荘の門明るうす冬椿
      50.秋月の旅の終わりの葛湯かな
      53.職退きし後は素朴に松ぼくり
      55.推敲の進まず灯す日短
      57.清掃日マスクのままの遠会釈
      59.青天や結願寺の冬芽立つ
      61.魂を神にゆだねた浮寝鳥
      62.チャルメラと間合いを取って夜番の柝
      63.中天のセントエルモや冬銀河
      67.哲学の道のささやき枯木立
      69.遠き日の恋の山吹帰り花
      70.冬至なる大和朦朦息吐けり
      71.時をとめ銀杏落葉のふりつもる
      73.長電話叱る間も惜し日短
      74.寝不足の欠伸殺して日向ぼこ
      75.白鳥の群がる湖畔爺の声
      76.初時雨木彫りの里をつつみ込み
      79.ひとり居の大根膾歯に沁むる
      80.風味良し葱しゃきしゃきとそば美味し
      88.仏蘭西の田舎めきたる聖夜餐
      92.水洟やティッシュの残り香もよけれ
      93.道急ぐ靴音忙し十二月
      94.宮人の丹の橋わたる紅葉川
      95.未練のごと散らず縋りて冬柏
      98.焼藷の新聞紙ごと真つ二つ
      99.焼芋や燠火に頬の燃えてをり
      100.薬王院に太鼓とよめり枯木立
      102.八十路坂蕎麦湯といふ人ごこち
      106.病みし夜の仰臥の足の冷たさよ
      107.止む無くも悪漢の役鮟鱇鍋
      108.寄り道で一句拾いし夕紅葉

    誤記脱字がありましたらお早めにお知らせ下さい。

    選者(敬称略)

    泥 舟 市川 滋 苦 瓜 麦 秋 利 明 しょうく Mira TOTORO 
    しんい Panapana secchan 風 花 方 舟 そよかぜ 夢追人 さんせん まいるど み き ワシモ kinoto 昇 峰
    コメント21件を表示する 2013/12/08 20:37

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可