スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:サークル句会

    十二月後半のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、山椒の実さんの「大根」句と、みきさんの「寒造」句の6点句、次点も、夢追人さんの「くさめ」句と、しんいさんの「雪ばんば」句の6点句でした。上位10句はいずれも僅差で佳句が拮抗して選句が難しい句会でしたね。お蔭さまで今年最後の句会もこうして無事終了することができました。ありがとうございました。皆さまにはどうぞ良いお年を迎えられますよう心より祈念申し上げます。

    最高点句6点句(◎◎〇〇〇〇)
      12.縁とはほろ苦きもの煮大根       山椒の実
      35.荒神を高きに護り寒造り         み き
    次点6点句(〇〇〇〇〇〇)
      71.図書館のしじまを破る大くさめ     夢追人
      105.雪ばんば本陣跡に石ひとつ      しんい
    5点句(◎◎◎〇〇)
      66.冬耕の煙残して帰りけり        利 明
       (〇〇〇〇〇)
      62.つつがなく齢かさねて冬至粥      さんせん
      104.破れ垣の隙間を埋めて花八つ手    さんせん
    4点句 (◎◎〇〇)
      85.久女忌や母の遺せし白き足袋      麦 秋
       (〇〇〇〇)
      19.枯蘆や流れの細き飛鳥川        さんせん
    3点句(◎◎〇)
      70.歳の市戸板に匂ふ葱の山        Panapana
       (◎〇〇)
      40.里山の踏み音軽き冬日和        利 明
      59.団欒といふ下味のおでん鍋       泥 舟
      93.冬の夜の漢の謡ふ道成寺        まいるど 
       (〇〇〇)
      17.カラオケや昭和が戻る忘年会      そよかぜ
      27.燗酒や口滑らかに好々爺        しんい
      48.職退きし後のさまざま枯蟷螂      麦 秋
      81.鉢巻をしめて神官年用意        そよかぜ
      94.減りゆきし村の人口冬菜畑       TOTORO
    2点句(◎◎)
      82.花八ツ手母を伴ふ外湯かな       麦 秋
       (◎〇)
      44.死にどころ探す鬼城の冬の蜂      昇 峰
      92.冬の日を浴びて少女の下膨れ      市川 滋
       (〇〇)
      07.一灯の熟るる座敷や冬至の夜      しょうく
      14.風止みてややありて散る狂ひ花     市川 滋
      30.教会の古き長椅子冬深し        み き
      34.欠礼のはがきの重し十二月       山椒の実
      39.逆さ富士冬鳥遊ぶ山中湖        Panapana
      42.しぐるるや水子地蔵は赤きべべ     ワシモ
      54.その香りかひなに囲み冬至風呂     方 舟
      64.釣銭を数ふる指の悴めり        しんい
      80.裸木の夕日透かして五色沼       さんせん
      83.花八手向ふ三軒ひと気なく       風 花
      89.冬入日傘寿の坂の見え隠れ       そよかぜ
      100.武蔵野の風の煌めき冬紅葉      昇 峰
    1点句(◎)
      32.強風に耐えて鳥待つ木守柿       mira
      55.大極殿越えて銀翼冬夕焼け       kinoto
      72.特攻の遺書まなじりに凍てまさる    TOTORO
      109.露座仏の緑青うかぶ片時雨      さんせん
       (〇)
      03.荒海を蟹積む船の帰り来る       方 舟
      10.瓜坊に思はず声を冬菜畑        山椒の実
      13.風花や眼鏡曇れる味噌ラーメン     利 明
      16.勝ち馬の息白々と凱旋す        しょうく
      20.枯菊のいまだ咲かむと黄の蕾      風 花
      25.寒禽や炭窯築く杣匠          苦 瓜
      29.城崎の外湯めぐりや冬うらら      利 明
      31.今日の空青々として辛夷の芽      mira
      33.黒猫の背伸び見てゐる冬の月      ワシモ
      41.しぐるるや前行く人の大荷物      TOTORO
      46.年は和食で祝うクリスマス       そよかぜ
      49.白き息吐きて寝起きのストレッチ    mira
      52.水田のルミナエルめく聖夜かな     ワシモ
      56.丹沢の薄化粧して冬至来る       しょうく
      60.千鳥啼く巌の果てのさざれ石      苦 瓜
      61.蹲の霜解待って鎌を研ぐ        ワシモ
      68.冬至湯にくすぐられたる男乳      しょうく
      75.二代目も一徹を通すもんじゃ焼     み き
      76.願ひ事冬至南瓜に呟けり        あっさむ
      77.根深汁寄る年波に逆らわず       mira
      87.深川に百合鴎降り一葉忌        麦 秋
      95.ぼろ市や備前の壺の品定め       しんい
      96.盆栽に網かけ海人の年の暮       まいるど
      99.無縁墓の供花に沈むや冬の蝶      夢追人
    無点句
      01.アイソンは宙の過客か冬銀河
      02.暁の柚子湯の中の女かな
      04.荒星や一人居の夜の静かなり
      05.粟に黍石臼温め餅を搗く
      06.石地蔵せめて落ち葉を夜着とせよ
      08.いもうとの眼差ありて石蕗の花
      09.歌垣も赤城も富士も冬うらら
      11.江戸前といふ新海苔の漆黒に
      15.数へ日や牛車に曳かれ由布島へ
      18.仮の名のネット付き合ひ賀状書く
      21.枯芒なびきて白狐疾りけり
      22.枯れ振りもセイバンモロコシ冬の土手
      23.寒禽の声を荒げる暗き空
      24.寒禽の頻りや五百羅漢さま
      26.寒月やがくんと冷ゆる膝がしら
      28.元朝や池に輝く金閣寺
      36.五線譜を黙読してや冬安居
      37.込みあって予防接種も年用意
      38.強面失せてよろめく冬の蜂
      43.自転車の灯り一筋夜霜かな
      45.淑気満つ町のはずれの何でも屋
      47.常緑の樹々並び立つ淑気かな
      50.腎臓に腫瘍みつかる十二月
      51.寝台の父朱欒一つと眠りけり
      53.素掘てふ防空壕ぞ冬萌ゆる
      57.段差無きリフォームなりて冬至風呂
      58.短日や要再検のはがき来る
      63.詰め寄られ懐手する対手かな
      65.天空の城址にこだま年新た
      67.冬至日の動くものなき家並かな
      69.刺抜きのカーブ微妙や小六月
      73.長瀞のきらめく波穂春近し
      74.懐かしき綿入火鉢幼き日
      78.廃校の落書き滲む年新た
      79.激しさを増す雲の道夕霙
      84.火男の天敵といふ竈猫
      86.一筋の水紋を広げ去る真鴨
      88.降る雪や樹液を満たし明日を待つ
      90.冬がすみ昭和の道具忘れられ
      91.の日や浜のピエロの宙返り
      97.街中より見ゆる山並み年の暮
      98.身もすくむ東尋坊や冬怒涛
      101.餅搗きや新婚夫婦息の合ひ
      102.森の国火の国と化す冬至かな
      103.破網に大寒の魚干からぶる
      106.湯豆腐の逃げてつかめぬ箸さばき
      107.湯豆腐の耳の崩れや独り酌む
      108.隣人と会釈交して雪を掻く
      110.忘れ物に骨壺ありて十二月

    誤記脱字がありましたらお早めにお知らせ下さい。

    選者(敬称略)

    泥 舟 あっさむ TOTORO そよかぜ しんい 市川 滋 麦 秋 山椒の実 夢追人 利 明 mira panapana しょうく 苦 瓜 方 舟 ワシモ kinoto み き まいるど さんせん 風 花 昇 峰
    コメント22件を表示する 2013/12/22 17:00

    サークル句会のイメージ

    サークル句会

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可