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  • サークル名:サークル句会

    1月のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、山椒の実さんの「寒灯」句の6点句で、次点は、苦瓜さんの「寒の水」句の同じく6点句でした。人事句が多く主観、観念が強くなりがちの中、上位2句は感情を物にしっかりと語らせた佳句でした。次回は、2月前半の句会です。

    最高点句6点句(◎〇〇〇〇〇)
      30.寒灯やはなれ小島の診療所     山椒の実
    次点6点句(〇〇〇〇〇〇)
      73.出刃研ぐや砥石に匂ふ寒の水    苦 瓜
    5点句(◎◎〇〇〇)
      86.不器用に生きてはや古希福寿草   しんい
       (◎〇〇〇〇)
      04.幾たび病み幾たび癒えて実千両   しょうく
      35.喜寿までは傘寿まではと去年今年  そよかぜ
      67.竹馬や友はそれぞれ違ふ道     利 明
    4点句 (◎〇〇〇)
      103.雪女弦の調べはヴィブラート    まいるど
       (〇〇〇〇)
      17.掛軸の一筆書きや笹子鳴く     苦 瓜
    3点句(◎〇〇)
      08.移ろいの光る草原春立てり     Panapana
      10.海鳥の潮目にさわぐ四温かな    まいるど
      71.終の地の水にも馴れて初詣     方 舟
       (〇〇〇)
      13.おかめの面取れば少女の初神楽   方 舟
      19.語り継ぐ江戸しぐさの里神楽    み き
      32.寒晴の日の斑かがよふ船溜り    しんい
      37.客船の汽笛尾を引く冬の霧     昇 峰
      59.銭湯に大寒の身をゆだねけり    さんせん
    2点句(◎〇)
      05.誘ふは一葉に似し雪女       麦 秋
      31.寒波来と門前茶屋の古ラヂオ    山椒の実
      38.狭隘の谷の深さや鷹の舞      み き
      53.春雪や飴のやうなる京言葉     麦 秋
      57.せき払い軽く謡の初稽古      山椒の実
      87.仏壇の夫笑ひをる風邪心地     TOTORO
      100.耳痛む寒九の森のしじまかな    あっさむ
       (〇〇)
      09.うねりくる波と見紛ふ冬鷗     TOTORO
      27.寒禽や糺の森の梢高く       利 明
      44.子に絵本読み聞かせする炬燵かな    夢追人
      54.白葉牡丹芯ほんのりと紅さして   しょうく
      58.雪嶺や空の青さに溶け込めり    あっさむ
      60.煎餅の割る音軽き寒に入る     み き
      63.雑炊をすすり民話の世に浸る    Panapana
      72.てさばきの軍手焦がして焼芋屋   さんせん
      84.火の島の湊を統ぶる寒鴉      まいるど
    1点句(◎)
      02.天地の原初のごとく寒茜      まいるど
      90.冬の陽の恵み背に負ひ寺詣で    しょうく
      99.三椏の皮剥ぐ二月水ひかる     苦 瓜
       (〇)
      01.遊ぶ子の喚声高き深雪晴      泥 舟
      06.一月の道ただじっとして暮にけり  市川 滋
      14.音立てて筧を走る寒の水      泥 舟
      21.神様はきつと酒好き虎落笛     TOTORO
      23.寒鴎や伊根の舟屋を見つめゐる   利 明
      24.寒鴉孤影に風の容赦なき      昇 峰
      25.寒暁や朝餉の汁の葱を摘む     あっさむ
      29.寒鯉の口丸くして身じろがず    まいるど
      39.今日を生き明日は明日小豆粥    mira
      48.鎮もれる七堂伽藍寒の雨      しんい
      55.しんしんと降り積む雪や遠汽笛   泥 舟
      61.早春や眠る草木大地満つ      俊 雪
      65.大寒波しかめっ面は無しにしよ   mira
      69.茶の木燃す煙真っ直ぐ寒四郎    あっさむ
      70.中天で動き止めたる月氷る     あっさむ
      89.冬菫またまた通過電車かな     利 明
      91.冬帽子目深に被り風の道      mira
      95.待たれたる男の子誕生初電話    山椒の実
      97.繭玉のほろと散りける小正月    麦 秋
      101.野鳥待つ観察小屋や悴めり     Panapana
      102.夕映えの潮騒の宿鳥帰る      Panapana
    無点句
      03.あれが韓国岳と春光を開けにける
      07.薄氷や父のゐませる扉の先に
      11.園児らの昔遊びや冬日向
      12.大川に映る寒天雲奔る
      15.女傾聴の白きカーテン冬うら
      16.書初の文鎮妣の羅紗鋏
      18.風花やからゆきさんの海の照
      20.窯守は大日如来虎落笛
      22.加齢なぞ笑ひ飛ばしておでん鍋
      26.寒鴉ゆつたりと飛ぶ山日和
      28.寒月の忍野八海水湛へ
      33.寒風に曝され地蔵泰然と
      34.寒夕焼ビルの谷間の影深し
      36.着ぶくれて箸を泳がすキムチ鍋
      40.国境の汚染しのびや冬の霧
      41.検診のなべて親子の着ぶくれて
      42.荒寥の枯野を人馬つき進む
      43.国宝の稲葉天目冬の星
      45.コンビニに寄る女子高生に日脚のぶ
      46.作業服干されしままに去年今年
      47.傘寿まで千日の日や初日記
      49.七福神めぐる約束寒日和
      50.次男は本兄はごろ寝や掘炬燵
      51.蕭條と起伏広がる枯野かな
      52.棕櫚の花潮騒響く露天風呂
      56.すっぽん入り寄せ鍋囲み皆饒舌
      62.雑煮食ふ世界に冠たる日本食
      64.側溝の穴より出づる野水仙
      66.大寒や風呂の温度を二℃上げて
      68.探梅や莟の硬し枝の先
      74.吐息もて咀嚼してゐるあばらかな
      75.年の朝母の仕立ては鯨尺
      76.屯田兵銃床で折る氷柱かな
      77.似合わずやロシア土産の毛皮帽
      78.願うこと叶ひ墨濃く達磨の目
      79.廃屋の庭にひそりと福寿草
      80.八十の寂寞湯婆足に抱き
      81.初詣今年の参道女坂
      82.初薬師魂沁み入る仏像群
      83.日面の山茶花はやもしぐれけり
      85.百里飛び来る高千穂の淑気かな
      88.吹雪く夜は一升瓶を抱へをり
      92.振り向きて主待つ仔犬冬の土手
      93.僻村に続く小径や冬菫
      94.まくなぎの生れて春田の生まれけり
      96.街中の小さな公園寒牡丹
      98.満天の星の覆ひたる枯野原
      104.夜半の冬韓国ドラマの果てしけり
      105.わが先師絵踏を蹴って殉教す

    誤記脱字がありましたらお早めにお知らせ下さい。

    選者(敬称略)

    市川 滋 TOTORO panapana 俊 雪 mira 麦 秋 山椒の実 しんい 方 舟 利 明 苦 瓜 しょうく 泥 舟 そよかぜ あっさむ み き 夢追人 さんせん まいるど 昇峰

    未選者(敬称略)

    kinoto 
    コメント20件を表示する 2014/01/21 20:38

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