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  • サークル名:サークル句会

    三月前半のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、方舟さんの「春疾風」句の9点句で、次点は、さんせんさんの「桃の花」句と、panapanaさんの「菜飯」句の8点句でした。春風には、本来の春の風のほかに、東風、涅槃西風、貝寄風、春疾風、春一番等があり、詠み分ける難しさがありますが、方舟さんの「春疾風」は三句とも格調高い上質の句でした。次回は、3月後半、春一番が吹きそうです。

    最高点句9点句(◎◎◎◎◎〇〇〇〇)
      09.一山の竹のうねりや春疾風        方 舟
    次点8点句(◎〇〇〇〇〇〇〇)
      15.嬰の歯のまた一つ増え桃の花       さんせん
      103.ゆっくりと菜飯弁当五能線       Panapana
    6点句(◎〇〇〇〇〇)
      91.まんさくのほぐれてひかり放ちけり    しんい
    5点句(◎◎〇〇〇)
      50.疎開児も戻りて唄ふ卒業歌        Panapana
       (◎〇〇〇〇)
      31.古書市の本の重石や春疾風        方 舟
       (〇〇〇〇〇)
      72.花街の暮れて香を増す沈丁花       さんせん
    3点句(〇〇〇)
      36.沢水を竹の筧に木の芽風         まいるど
      59.つくばひに所を得たる梅一枝       TOTORO
      66.逃水や追うても遠き夢の母        しんい
      75.春雨にけぶる大仏鳩サブレー       Panapana
      80.パンジーや広き出窓の異人館       さんせん
      87.文楽の幕間一服春袷           苦 瓜
    2点句(◎〇)
      08.鮊子船かもめ引き連れ 戻りけり      山椒の実
      23.髪刈つて料峭の街足早に         利 明
      39.石鹸玉それぞれにある宇宙かな      利 明
      69.野遊や水車のんびり日を廻す       しんい
       (〇〇)
      06.淡雪や前垂れ紅き六地蔵         さんせん
      16.江の島を圍む白波春疾風         方 舟
      17.大寺の棟吹き上ぐる雪解風        利 明
      28.啓蟄や街を飛び交ふ外国語        利 明
      29.啓蟄や藻屑たゆたふ船溜り        TOTORO
      30.紅梅に染まる尼僧の白頭巾        さんせん
      35.さざ波は消えることなく風光る      山椒の実
      38.シネラリア安楽死てふ選択肢       山椒の実
      42.手術の日決まりいには野春隣       市川 滋
      43.春耕や傾き帰る耕耘機          市川 滋
      45.春光や湯舟の底のごろた石        まいるど
      88.星空に淀む運河や多喜二の忌       泥 舟
      104.蓬よりなお緑なす蓬餅         夢追人
      105.栗鼠走る櫟林や木の芽風        苦 瓜
    1点句(◎)
      03.仇討ちの涙雨降る曽我の梅        あっさむ
      18.落椿散歩帰りの道しるべ         mira
      19.鍵なげてびわ湖の春を開けにけり     夢追人
      41.受講せし健康講座目刺焼く        泥 舟
      64.長瀞の下る櫓音や下萌ゆる        み き
      65.なれ初めは伊豆大島の玉椿        麦 秋
       (〇)
      01.あかときの浮き出る揺れや蜆舟      み き
      02.明日への希望灯りし黄水仙        mira
      07.安楽死のぞむ母ゐてサイネリア      山椒の実
      10.憂きことも楽しきことも散る椿      あっさむ
      21.歌舞伎はね弥生の雨の街けぶる      mira
      26.川越の鐘やふくよか蓬餅         麦 秋
      33.細やかに落葉松林の芽吹き今       昇 峰
      46.春愁や人待ち顔の無人駅         泥 舟
      48.沈丁の一つ開いて嬰立てり        そよかぜ
      57.担送車二月の風を遠く聞き        市川 滋
      63.鳥雲に山間抜ける単線路         泥 舟
      76.春雨の沁みて美し羅漢像         Panapana
      78.春の泥跨ぎ損ねて登校児         市川 滋
      83.雛街道客三人のバス通す         TOTORO
      84.火の島の熔岩にも春の霜はつか      まいるど
      86.ぶな林の空の明るき木の芽晴       昇 峰
      89.ほどほどの長生きが良し松の花      mira
      94.水よりも風のつめたき木の芽晴      昇 峰
      95.みちのくの昔話や桜餅          Panapana
      96.目刺し噛み筆を舐めけり占魚の忌     方 舟
    無点句
      04.荒磯にテトラポットや涅槃西風
      05.蟻穴を出づそこはペンキの塗立てぞ
      11.俯ける三椏の花日は西に
      12.移り気の三月の風閻魔堂
      13.海境の群青色に春きざす
      14.梅社絵馬の重なり三尺余
      20.確申のお涙還付通知来る
      22.カフェカーテン真白に菜飯炊きにけり
      24.紙漉きて証書手作り卒業す
      25.乾きつつ塩味増せり若布かな
      27.きぬぎぬの別れの想ひ春芝居
      32.木の芽吹く雀一羽も紛れけり
      34.衣更着の半纏木の枝の張り
      37.慕ひ来し一茶の仮寓紙風船
      40.就活にピストン通ひ春の雪
      44.春光や観音像の軽き笑み
      47.新月の坂ジグザグに沈丁花
      49.瀬瀬らぎの織りなす光水温む
      51.卒業式どの制服もてかりをり
      52.蕎麦掻や冷えた手椀に添えて食む
      53.退院す印旛に雪の残る朝
      54.炊きたての飯蜆汁足るを知る
      55.竹笛のゴンドラの唄梅真白
      56.たそがれの浜のかまどに花菜飯
      58.追憶や青春ソング春の夢
      60.強東風や苦抜き地蔵の幟旗
      61.吊り橋の渡り初めなり山笑ふ
      62.土砂崩れ再起にかける椿祭
      67.涅槃西風や還らぬ魂を求む旅
      68.眠れざる夜のしじまや亀の鳴く
      70.梅林や紅白競ひ香り立つ
      71.白梅の覆ふ社の朱の鳥居
      73.針供養母の気配り真似てみる
      74.春寒やニュースは又も事件事故
      77.春の海穏やかなれば畏れふと
      79.春の雪古美術観ての帰り道
      81.美観地区見下ろす高さに囀れり
      82.秀吉の野点の寺や花衣
      85.陽を返すきらきらきらと水の春
      90.また生ゆる逆さ睫毛や春の昼
      92.湖の水面穏やか水の春
      93.水温む水子地蔵にとまる鳩
      97.目刺焼く七輪扇ぐ渋団扇
      98.家持の見し空かとも揚雲雀
      99.山辺の浅葱を佩くや木の芽晴
      100.夕東風に過去の響きの聞こえけり
      101.雪濁りだらしなズボン垂らしシャツ
      102.雪柳路地裏抜ける風の音

    誤記脱字がありましたらお早めにお知らせ下さい。

    選者(敬称略)

    あっさむ 泥 舟 市川 滋 山椒の実 麦 秋 しんい mira そよかぜ panapana 苦 瓜 TOTORO み き 俊 雪 しょうく 利 明夢追人 方 舟 風 花 まいるど さんせん 昇 峰  
     
    コメント21件を表示する 2014/03/08 20:38

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