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  • サークル名:コーヒータイム

    その”侍”は支倉常長のことで、伊達政宗の命で遣欧使節団180名を
    率いて太平洋を横断してメキシコのアカプルコに初上陸してから
    今日は400年目にあたる記念日です。

    外国に目の向くことが少なかった江戸時代初期に、大型使節団を
    はるばる派遣した伊達政宗の先進性と、困難に立ち向かって
    目的達成に邁進した支倉常長をあらためて見直し、いまの日本人も
    見習わなければならないと思いました。

                     ゆりのき


    支倉常長肖像(ユネスコ記憶資産登録)


    使節団を率いた支倉常長の13代目子孫が昨日はメキシコ市、本日は
    メキシコ国会上院でも特別にスピーチをすることになっています。

    遣欧使節団のガレオン船・サンファンバウチスタ号
    (月の浦(今の石巻市)から出帆)



    支倉常長はメキシコとの直接交易を求めて大西洋をも横断し
    当時メキシコの宗主国であったスペインのヘリペ3世に謁見、
    その後ローマまで赴きローマ教皇パウロ5世にも拝謁、ローマで貴族
    に列せられる公民権まで与えられるという外交的活躍をしています。

    遣欧使節団の大航海図


    太平洋・大西洋を日本人として初めて往復横断の大航海を成し遂げ、
    7年もかけ数多くの西洋文化を携え帰国、伊達藩の文化に計り知れない
    貢献をするという偉業があったものの、この間徳川幕府の禁教令・
    鎖国強化など政治情勢の変化で支倉常長の偉業は明治時代になるまで
    250年もの長い間、門外不出の偉業として伊達藩の中で仕舞い込まれ、
    支倉は帰国2年後に失意のうちに死去したとのことです。

    支倉常長の直筆


    先日、作家・遠藤周作氏のこの“時代に翻弄された人物”といえる
    支倉常長をモデルにした小説”侍”の展示会を地元の文学館でみて
    来ました。



    偉業を認められなかった”侍”の孤独のつらさ、それに寄り添い
    一緒に悩み癒す母性的キリストの救済をクリスチャン・遠藤周作の
    視点で見事な作品に仕上げ好評を得ていました。

    因みに支倉常長はメキシコ・アカプルコでクリスチャンとして
    洗礼を受けていたとのことです。

    遠藤周作氏


    小説 ”侍”


    教皇パウロ六世に拝謁する遠藤氏



    コメント6件を表示する 2014/03/25 21:32

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