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  • サークル名:サークル句会

    四月後半のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、さんせんさんの「陽炎」句の7点句、次点は、方舟さんの「新茶」句、ワシモさんの「畦塗」句、miraさんの「行春」句の三句が6点句でした。総じて今回は各句に選が散らばったようで、接戦でした。次回は、5月前半になります。街は早くも夏めいた日差しになってきました。来回もよろしくお願い申し上げます。

    最高点句7点句(◎◎〇〇〇〇〇)
      10.陽炎を踏んで少年鼓笛隊       さんせん
    次点6点句(◎○〇〇〇〇)
      49.馴染たる夫婦茶碗に新茶汲む     方 舟
      56.塗り終えて千の畦ある棚田かな    ワシモ
      94.行く春を惜しみて亀の甲羅干し    mira
    5点句(◎〇〇〇〇)
      17.雉笛や明日香に古き石舞台      麦 秋
       (〇〇〇〇〇)
      60.初燕造酒屋の黒き梁         昇 峰
    4点句(◎◎〇〇)
      73.復興のクレーンに結ぶ鯉幟      方 舟
       (◎〇〇〇)
      28.幸せに老いを重ねて柏餅       泥 舟
      78.房総の海おだやかに枇杷熟るる    方 舟
      79.真つ新なテーブル掛けや夏来る    泥 舟
       (〇〇〇〇)
      14.川原湯に猿の四五匹のどけしや    苦 瓜
      24.囀りを包み一樹の葉の震え      しょうく
      96.老木の振り絞るごとひこばゆる    風 花
    3点句(◎〇〇)
      64.花大根波音かぶる九十九里      Panapana
      72.不揃ひの金平糖や風光る       しんい
       (〇〇〇)
      29.汐けむり上がる渚の遍路道      昇 峰
    2点句(◎◎)
      70.日も月も暈を纏ひて養花天      利 明
       (◎〇)
      02.足摺の歩き遍路の首に汗       あっさむ
      32.白神の春光返す忘れ水        利 明
      54.何となく物皆おぼろ暮の春      あっさむ
         (〇〇)
      20.草朧いろはにはへとちり積もる    苦 瓜
      31.春光やモネの厨のフライパン     利 明
      39.筍の吐息聞こえし朝の市       Panapana
      51.菜の花や比良遠望の湖西線      さんせん
      61.鳩時計かなり遅れて目借時      麦 秋
      62.花著莪を打つ雨太し阿弥陀堂     しんい
      82.澪淀む吃水深き蜆舟         方 舟
      84.蜜吸うて鳥さかしまに遅桜      風 花
      98.若鮎の影遡る魚悌かな        昇 峰
    1点句(◎)
      37.青春の実らぬ恋や桜草        mira
      57.葱坊主下校の子らの背の高さ     ワシモ
       (〇)
      06.遠景の天守が光る花の雲       しょうく
      09.朧夜や煉瓦の並ぶ倉庫街       み き
      11.春日野や八重九重の遅桜       利 明
      13.空堀に日矢を集めて濃山吹      さんせん
      15.きざはしに花びら風の吹きだまり   俊 雪
      16.来し方を語らひ合ふや冷奴      泥 舟
      23.ここだけの話と言ふて四月馬鹿    夢追人
      26.酒あれば晩餐という焼き目刺     ワシモ
      35.裾野引く白き化粧の春の富士     俊 雪
      40.筍や厨に香る夕支度         Panapana
      45.霾や遠く二人の屋根職人       市川 滋
      50.菜の花や釣り人の席決まりをり    Panapana
      52.菜花咲く茅葺屋根の在所かな     苦 瓜
      53.慣れぬ田に畝を作れり日永かな    secchan
      71.富士仰ぐ三分に満たぬ春の嶺     俊 雪
      80.真夜中の厨に嘆く浅蜊かな      夢追人
      87.村里を繋ぐ吊り橋風薫る       方 舟
      89.靖国の桜に風の滞る         み き
      90.山の子の海ははじめて潮干狩     夢追人
      91.山吹の暗き夜道の道しるべ      mira
    無点句
      01.朝寝して想定内の妻のこゑ
      03.いには野に雪残る朝退院す
      04.江戸つ子の「ひ」を「し」といふて揚雲雀
      05.江ノ電のがつたことり晶子の忌
      07.円卓へ両家居並ぶ春灯
      08.大袈裟な足の運びや壬生狂言
      12.風強き廃寺に揺れる葱坊主
      18.金銀の名を汚すかに蠅生まる
      19.茎立や一円玉の笑顔あり
      21.熊笹の波に光るや蝌蚪のむれ
      22.鍬入れて若竹の子の力瘤
      25.桜咲く金色堂の昇り龍
      27.さざ波に湾処の葦芽煌めけり
      30.事故の地に連翹の供花朝まだき
      33.新講座張り紙とれて四月尽
      34.水中花ゆさぶれば立つ水の風
      36.ずっしりと万治の石仏花辛夷
      38.その畑の一と畝のみの花大根
      41.担送車二月の風を遠く聞く
      42.チューリップ群れを離れて妍競ひ
      43.突出しの何はともあれ木の芽和
      44.土垢や雨ニモマケズ花大根
      46.照り返す銀輪を持て入学子
      47.どていけば腰痛薄れ更紗ボケ
      48.中山道今桜花ほしいまま
      55.蜷すすむ退却許さざる道を
      58.葉桜の句座に降り立つレトロ駅
      59.葉桜の城あたためる煙霧かな
      63.花蘇芳空に真白な昼の月
      65.花時の四条小橋に待ち合はす
      66.花時を心にかけし西行忌
      67.花は葉に揺れ小刻みに峡の橋
      68.春の香を濃く匂はせて雨の降る
      69.人と船もろとも呑み込む春の海
      74.踏切を過ぎる電車や街薄暑
      75.ふるさとの山々山が大笑ひ
      76.噴火口跡若草の原千里
      77.べた凪ぎの春の海行く観光船
      81.万緑裡ハンドルの腕まだ確か
      83.道の端にこぼれんばかり韮の花
      85.深吉野の落花頻りや木の根径
      86.娘母止まり止まりの春日傘
      88.芽柳の濠に真向ふ大手門
      92.山吹や白壁越えて顔を出し
      93.夕燕身をひるがえし水面飛ぶ
      95.寄りそひてまた寄りそひて残り鴨
      97.路線バス乗り継ぐ島や日永かな
      99.若葉して大樹の影のいよよ濃し
      100.をだまきの淡きピンクや姉偲ぶ

    誤記脱字がありましたらお早めにお知らせ下さい。

    選者(敬称略)

    あっさむ 泥 舟 市川 滋 苦 瓜 mira しんい TOTORO 風 花 方 舟 ワシモ 利 明 俊 雪 panapana しょうく 夢追人 山椒の実 み き さんせん 麦 秋

    未選者(敬称略)

    secchan 昇 峰
    コメント20件を表示する 2014/04/22 21:20

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