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  • サークル名:サークル句会

    六月前半のサークル句会が終了しました。今回の最高得点は、昇峰の「ところてん」句が8点句、次点が、みきさんの「夏草」句と風花さんの「はまなす」句の6点句でしたが、2点句、3点句までを含めて、選句するごとに順序が入れ替わるのではと思わせるような佳句が揃いました。次回は、6月後半の仲夏です。来回もどうかよろしくお願い申し上げます。

    最高点句8点句(◎〇〇〇〇〇〇〇)
      05.言ひにくきこともさらりと心太      昇 峰
    次点6点句(◎◎〇〇〇〇)
      69.夏草や時刻表なき渡し舟         み き
      78.はまなすや島に一つの雑貨店       風 花

    6点句(◎〇〇〇〇〇)
      16.郭公の那智を見下ろす高みかな      麦 秋
    5点句(◎〇〇〇〇)
      41.十薬の匂ふ石段大師堂          panapana
       (〇〇〇〇〇)
      47.代掻きの水面に浮かぶ逆さ富士      さんせん
    4点句(◎〇〇〇)
      12.老いの身やはや六月という速さ      夢追人
       (〇〇〇〇)
      22.黒南風や今は空家の駐在所        苦 瓜
      39.尺取が帽子のサイズ測定中        しょうく
      86.孑孑のくの字くの字とうき沈み      夢追人
    3点句(◎〇〇)
      23.群青を分ける帆船夕薄暑         み き
      60.手を添へて吾子と押し出す心太      さんせん
      76.走り梅雨運河に軋む舫ひ舟        しんい
      79.抽斗の開かぬ文机梅雨じめり       昇 峰
       (〇〇〇)
      01.青すだれ甘味処の小座布団        しんい
      11.絵葉書の宛名滲みて梅雨見舞       利 明
      43.浄土へと丹の橋ふたつ寺薄暑       しんい
      68.鶏小屋の敷き藁匂ふ走り梅雨       さんせん
      87.骨太の男の背中青嵐           み き
    2点句(◎〇)
      06.今を生き今を光て初蛍          しょうく
      08.羅や心の襞の透けて見え         泥 舟
       (〇〇)
      02.雨女腰を屈めて梅雨に入る        方 舟
      03.一村を火の海にして菜殻焚き       ワシモ
      26.濃く淡く墨を流してついり雲       しんい
      36.さりげなく噂打ち消す団扇かな      泥 舟
      57.啄木の生家尋ねし額の花         風 花
      73.なんとなく居間の湿りや花紫陽花     mira
    1点句(◎)
      19.急流の笛吹川の走り梅雨         麦 秋
      46.白壁の土蔵の余白栗の花         mira
      51.蝉の声聞かずに帰る立石寺        TOTORO
      67.富岡は煉瓦に繭の白さかな        ワシモ
      92.山法師尽きぬ想い出青春譜        mira
       (〇)
      09.卯月浪夕陽のなかの流人島        み き
      17.草刈るや父の厩は車庫となり       ワシモ
      24.耕運機休む草陰梅雨の入り        mira
      29.婚礼のチャペルの響き胡蝶蘭       panapana
      30.逆さ富士水と光と閑古鳥         panapana
      44.樟脳のほんのり匂ふ更衣         山椒の実
      53.ソプラノの声よく響く水中花       TOTORO
      56.高千穂の谷音深き五月闇         利 明
      61.豆腐屋の風に乗る笛路地の梅雨      panapana
      66.心太のどもと過ぎる海の音        昇 峰
      85.朋輩の噂肴に生ビール          泥 舟
      88.未熟児のやうやく一つ文字摺草      麦 秋
      90.紫に染むる風あり牡丹寺         方 舟
      93.夕焼けに白さ残して夏の富士       あっさむ
    無点句
      04.犬小屋に傾ぐパラソル今年はや
      07.色十色片瀬海岸砂日傘
      10.海猫の能登金剛に群れ遊ぶ
      13.大赤城ふもとへ続く麦の秋
      14.大河内邸を遮る今年竹
      15.柿若葉日ごと染み入る駅の道
      18.葛餅や子あやす乳房揺れており
      20.煌めいて卯の花腐しの雨あがる
      21.鞍馬路にへばり付くよな鴨足草
      25.公務員クールビズてふアロハシャツ
      27.五分刈の職人さんの顔涼し
      28.ころころと瓜番小屋のにぎりめし
      31.索道の着かば風鈴一斉に
      32.早苗田や影戦ぎゐる近江富士
      33.五月雨の勢い確かむ鎖樋
      34.五月雨や湖東三山隠れをり
      35.五月雨やスクランブルに傘の花
      37.山陵の石柵欠けて苔の花
      38.慕ひ来し一茶の仮寓玻璃風鈴
      40.十薬に境界あってなきごとく
      42.十薬の藪を抜くれば桃源郷
      45.助詞一つぴたりと決まり夏来る
      48.睡蓮の揺れにあらがふ緋鯉かな
      49.巣立鳥最後の一羽まさに今
      50.座り胼胝見せて媼や藍浴衣
      52.息災を茅の輪潜りて祈願する
      54.大胆に部屋を横切る夜の蜘蛛
      55.大うろこの我が家の種の金魚かな
      58.梅雨晴や傘網棚に忘れ来し
      59.梅雨晴や我が家は猫の通り道
      62.時の日や止まったままの掛時計
      63.時の日や余生はケ・セラ・セラでいい
      64.常夏のハワイ航路や氷川丸
      65.ところてん酸ひも甘ひも知る齢に
      70.夏雲やひと日篭りて模様替へ
      71.夏空に総帆展帆蘇る
      72.夏館天使売る絵に釘づけに
      74.忍耐に負けぬ生きざま女郎蜘蛛
      75.箱眼鏡竜宮城を探すかな
      77.初鮑海女の磯笛胸を刺す
      80.ひとすぢを風に委ねし蜘蛛の糸
      81.ビヤーガーデンビート効かせてショータイム
      82.風鈴の音色揃はぬ夕かな
      83.ぶつかりて粉を振りまく火取虫
      84.蛇苺切り立つ崖の柔らかし
      89.みるほどにまたハワイへと水中花
      91.瞑想に似て神木の樟若葉 
      94.六月の北の果てなる八重桜
      95.路地裏は人影もなし日の盛

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    麦 秋 TOTORO あっさむ 泥 舟 苦 瓜 山椒の実 しょうく しんい mira 利 明 panapana 夢追人 ワシモ 風 花 み き 
    俊 雪 方 舟 さんせん 昇 峰
    コメント19件を表示する 2014/06/08 14:26

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