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  • サークル名:サークル句会

    十一月前半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、みきさんの「冬薔薇」句の8点句、次点も、みきさんの「冬灯」句の7点句でした。余計なことは一切言わない骨格のしっかりした好句です。次回は、十一月後半です。ようやく紅葉が山を染め、朝晩の寒さが増してきました。お身体に留意して、来回も引き続きよろしくお願い申し上げます。

    最多点句八点句(◎◎〇〇〇〇〇〇)
      30.古書店の間口一間冬薔薇        み き
    次点七点句(◎◎〇〇〇〇〇)
      06.後継ぎのなき豆腐屋の冬灯       み き
    五点句(◎◎◎◎〇)
      47.立山の稜線凜と冬初め         panapana
       (◎〇〇〇〇)
      56.天守なき安土の城や初時雨       利 明
       (〇〇〇〇〇)
      01.秋澄むや湖に残照極まれり       俊 雪
      82.冬晴れの日を賜はりて傘寿かな     泥 舟
    四点句(◎〇〇〇)
      48.鍛刀の火床に確かむ炭のいろ      方 舟
       (〇〇〇〇) 
      13.縁側の猫のあくびや文化の日      み き
      24.繰り言の妻に注ぎ足す温め酒      さんせん
      55.吊橋の谿を呑み込む紅葉山       さんせん
      66.白鳥や瓢湖に響く爺の声        panapana
    三点句(◎◎〇)
      70.翅破れゆらり地に落つ秋の蝶      mira
       (◎〇〇)
      32.小春日や秘仏公開山の寺        secchan
       (〇〇〇)
      63.野良猫と三歩離れて日向ぼこ      泥 舟
      65.白鳥の声の押し合ふ河川敷       昇 峰
    二点句(◎〇)
      68.畑焼いて西祖谷山に冬が来る      ワシモ
      91.木莬の一声ごとに闇降ろす       昇 峰
       (〇〇)
      08.斑鳩や異国語集ふ柿日和        利 明
      38.醤油の実匂ふ島風暮の秋        苦 瓜
      60.撫で仏掌にひんやりと冬に入る     さんせん
      67.蓮枯れてひとつの色となりしかな    苦 瓜
      76.日の匂ひ風の匂ひや柚子熟れて     しんい
      96.行く秋や阿修羅の眸いよよ澄み     利 明
      97.窯煙や伊万里の郷の銀杏散る      利 明
      100.わが生くる道は枝道冬隣       風 花
    一点句(◎)
      09.伊勢湾に真珠の筏冬うらら       麦 秋
      11.いにしえの息吹きこゆる古都の秋    mira
      26.恍惚と閏九月の後の月         あっさむ
      64.廃坑の蝋人形やうそ寒き        苦 瓜
       (〇)
      03.秋の水飲んでひと日の気力かな    夢追人
      07.雨を得て十月桜艶増せり        しんい
      14.大ぶりの急須夜業の灯ともして     風 花
      15.女坂の妻の歩幅や石蕗の花       方 舟
      22.還暦の祝いの旅や榾の宿        ワシモ
      33.山茶花の花びらの散る旧街道      secchan
      34.しぐるるや黒潮滾る風岬        しんい
      37.秋冷や杣山に響く木挽唄        み き
      41.深閑とひとりの卓や湯気たてて     風 花
      43.静寂の夜明の市や名残茄子       あっさむ
      44.石庭の音なく濡れる初時雨       方 舟
      49.血の色の口誇らしく鵙高音       まいるど
      52.町内の救命講習冬初め         泥 舟
      58.友集ひ話尽きせぬ秋の宿        あっさむ
      74.独り身の子の末案じ温め酒       苦 瓜
      79.仏足石草履添へある愁思かな      山椒の実
      80.仏壇の揺るる蝋燭今朝の冬       mira
      81.冬浅し幸福駅の古切符         麦 秋
      83.冬晴や鰹の胴のまるきこと       まいるど
      85.文化の日蛤御門人の波         secchan
      90.身に入むや器用貧乏にて存へる     風 花
      95.行く秋の古色深めし飛鳥仏       さんせん
      98.立冬や粥を朝餉に旅二日        山椒の実
    無点句
      02.秋の寺怒りを内に秘めし像
      04.開け放つ名主の茶の間花八手
      05.あどけなきステ女の像に冬紅葉
      10.一年生童話の旅へ冬紅葉
      12.嬉しきはおでんに妻の割烹着
      16.海峡の天空に橋神渡し
      17.解禁のボージョレヌーボー文化の日
      18.案山子祭りみんなずぶ濡れ傘もなし
      19.風にのり風にのり去る枯葉かな
      20.感冒にマスク買い溜め一ダース
      21.寒靄の巨岩の谷をもみほぐす
      23.雲に似て真澄の空に秋の月
      25.懸崖も古び十日の菊となり
      27.凩や高層ビルの照り翳り
      28.凩やバス停前の金物屋
      29.木枯らしやぽつりとひとつ宿灯り
      31.孤独とは兎と語る事なるか
      35.島渡るフェリー見下ろす櫁柑山
      36.終電に乗るや居眠り冬帽子
      39.白菊も黄菊も咲きて日の温み
      40.白マスク零れる笑みを隠し得ず
      42.新蕎麦や振る舞う腕はセミプロ級
      45.石仏の膝の分厚く冬ぬくし
      46.短日や雨戸を閉めて外出し
      50.茶室への枝折戸閉ざすすがれ虫
      51.茶柱が二つもたちぬ冬立つ日
      53.散落葉不幸な一片蜘蛛の巣へ
      54.作り滝覆ひて飾る初紅葉
      57.天竜峡下りて頬に秋の風
      59.泥道に滑らぬ用心案山子立つ
      61.にじり口出れば山峡冬もみじ
      62.農業祭沢庵漬けを実習す
      69.恥ぢらひを隠せし富士や秋の雲
      71.美術館国旗掲揚文化の日
      72.ひと電車待ちて紅葉眺めけり
      73.独り居て雨音聞くやおでん鍋
      75.日の筋の眩しさに入る小白鳥
      77.広島産レモン乙夜の紅茶かな
      78.深々と山襞翳る秋の暮
      84.冬帽子田舎セレブと云わせけり
      86.鳳来の仁王の門や照紅葉
      87.街中に噴気湯の櫓帰り花
      88.まほろばの大和を巡る落葉径
      89.水浴びの鴨の羽音や正午打つ
      92.無人駅駅舎を叩くけらつつき
      93.目に笑みをたたえマスクのナースかな
      94.行き交へる出船入船秋しぐれ
      99.霊場へバス喘ぎ行く冬木道

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    泥 舟 あっさむ 利 明 mira 麦 秋 俊 雪 苦 瓜 panapana 山椒の実 風 花 しょうく しんい さんせん secchan まいるど 夢追人 ワシモ み き 昇 峰
    コメント19件を表示する 2014/11/06 13:32

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