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  • サークル名:サークル句会

    十一月後半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、さんせんさんの「田仕舞」句の9点句、次点は、夢追人さんの「冬ざれ」句の8点句でした。「田仕舞」は収穫の終った後の祝いの飲食のことで、「秋収め」としてあまり歳時記には載っていないものの、冬の準備に入る前の捨てがたい季感のある晩秋の季語です。次回は、十二月前半です。紅葉が見ごろとなって寒くなりました。お身体に注意して、来回も引き続きよろしくお願い申し上げます。

    最多点句 九点句(◎◎◎〇〇〇〇〇〇)
      57.田仕舞や野積みの藁に火を入れて    さんせん
    次点句 八点句(◎◎〇〇〇〇〇〇)
      56.空一枚棚田千枚冬ざるる        夢追人
    七点句(◎◎〇〇〇〇〇)
      18.神々も酔ひて危ふし里神楽       まいるど
    五点句(◎◎〇〇〇)
      51.霜枯れの休耕田に鷺一羽        secchan
       (◎〇〇〇〇)
      22.からからと絵馬鳴らしたる神渡し    まいるど
      81.払暁の杜のざわめき神の旅       さんせん
       (〇〇〇〇〇)
      14.格別に何事もなく冬に入る       み き
    四点句(◎〇〇〇)
      01.吾子命日思いは深き時雨かな      mira
      40.小春日や国宝展に列をなし       panapana
      68.鉄路錆ぶインクラインの返り花     利 明
       (〇〇〇〇)
      35.凩や結城紬の機の音          み き
      105.藁屋根にけふ新しき落葉かな      昇 峰
    三点句(◎〇〇)
      29.今朝の冬木匙に啜る茶粥かな      利 明
      90.穂の揺れる富士の裾野の大枯野     あっさむ
      92.また一つ綿虫の来て先師の碑      しんい
       (〇〇〇)
      20.鴨川に晒す友禅日短し         苦 瓜
      37.ご朱印の濃き宸翰や菊日和       利 明
      44.山茶花の仄かに匂ふ躙口        苦 瓜
      101.雪蛍若き兵士の墓に添ふ        山椒の実
    二点句(◎○)
      104.綿虫のふはりとねねの終焉地      TOTORO
       (〇〇)
      05.淡島の神の旅立つ帆掛舟        苦 瓜
      10.うそ寒や梁むき出しの合掌家      さんせん
      28.黒潮の潮の碧さや石蕗の花       ワシモ
      30.工房に裸灯の一つ今朝の冬       しんい
      72.慰めの言葉ためらふ寒月光       麦 秋
      74.墓石の苔削ぎ落とす小春の日      あっさむ
      79.榛名湖に影を映して山眠る       方 舟
      80.富士山の裾野まばらな冬灯り      mira 
      103.路地抜けて石焼芋の声を聞く      泥 舟
    一点句(◎)
      06.遺影には君の微笑む冬紅葉       麦 秋
      42.歳時記を手元に置きて冬籠       み き
      70.鳥の巣の三つあらわに大冬木      夢追人
       (〇)
      02.足指の先が知りけり今朝の冬      しょうく
      04.熱燗やあっけらかんと憂さ話      山椒の実
      08.いつしかに尖る風音木の葉髪      TOTORO
      17.傘亭にねねを思はば日の短       TOTORO
      21.寡黙なる人去りゆきて山眠る      secchan
      39.この年の訃報つぎつぎ十一月      方 舟 
      43.防人の往き来を伝ふ冬田道       方 舟
      48.時雨るるや縛り地蔵に赤き帽      風 花
      50.島渡るポンポン船や小春凪       さんせん
      52.朱を凝らす白だもの実や冬はじめ    しんい
      76.裸木の背筋を伸ばし立ちをりぬ     泥 舟
      77.初霜や町屋の屋根の深眠り       昇 峰
      89.木履をズックに替へて千歳飴      しんい
      91.本丸に残るは基石雪ばんば       まいるど
      94.もののふの戦遥かに冬の虫       TOTORO
      96.山の端にのぼる朝日や散る木花     昇 峰
      98.やまみちの落ち葉の川を駆け下る    俊 雪
      102.路地裏の八百屋魚屋年の暮       panapana
    無点句
      03.明日という力をこめる冬木立
      07.寒昴友の末期の留守電話
      09.凍滝の内なる水音吐息とも
      11.奥琵琶湖鴨の一群渡りくる
      12.落葉風赤点滅の交差点
      13.落葉踏むあの音好きで遠回り
      15.角巻やむかし小町の声高に
      16.籠の鳥日向ぼこにてうつらうつら
      19.門々に落葉焚く日の雨催
      23.借着して記念の写真七五三
      24.寒雷や家並つとに眠りをり
      25.北風を乗せて小舟の流れくる
      26.詰問の飛礫終わりて夕時雨
      27.草枯れて芋の一つが転げ出る
      31.恒例の大見得を切る十二月
      32.木枯しや灯台守の映画果て 
      33.木枯を押しとどめてや仁王門
      34.凩の夜は静かに酒を酌む
      36.黒鳥の水面を打てば暮れにけり
      38.憔悴の友を見舞へば小夜時雨
      41.木洩日は掃かず落葉は掃かれけり
      45.小夜時雨朝刊配達濡れて来る
      46.残菊や文楽の入り少しづつ
      47.山頭火旅の支度の初霰
      49.地蔵堂ふもとに抱き山眠る
      53.新聞に雪の知らせやふぐと汁
      54.すきやきや煮詰まる鍋の二度の味
      55.早暁の足跡椎葉神楽かな
      58.段葛お湿りほどの時雨かな
      59.短日や家路を急ぐ小学生
      60.短日や夕餉をせかす子らの居て
      61.父親の少し淋しき七五三
      62.卓袱台の昭和の暮らし隙間風
      63.超音波にて男の子の容秋うらら
      64.散り敷ける銀杏落葉に札所映え
      65.次の峰釣瓶落としに小屋泊まり
      66.蹲踞の錦沈むる散紅葉
      67.坪庭に銘石光る冬紅葉
      69.友来る桜紅葉の散れる中
      71.七色のライトアップや苑紅葉
      73.廃屋は柿の落葉の墓となる
      75.長谷寺や牡丹の冬芽見て登楼
      78.浜名湖や夕照燃える秋の暮
      82.霊柩車静かに走る神渡し
      83.冬構え郷の屋敷は隠れけり
      84.冬椿「はないちもんめ」の子らの声
      85.冬夕焼その一瞬を燃え尽くす
      86.振り向けば今鎮まりぬ朴落葉
      87.文楽の玉男は去りて木の葉髪
      88.ベレー帽被り小粋な冬の富士
      93.蜜柑切るはさみの音や広き空
      95.薬用の図鑑の展示神農祭
      97.山の端の薄暮に上る宿の月
      99.夕景の眉山稜線枯芒
      100.夕日さす路地の魚屋年の暮

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    あっさむ 泥 舟 TOTORO ワシモ しんい mira secchan み き
     panapana 山椒の実 麦 秋 俊 雪 方 舟 利 明 しょうく 夢追人 苦 瓜 さんせん まいるど 風 花 昇 峰
     
    コメント21件を表示する 2014/11/22 20:11

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