スローネットは新サイトに移行いたしました。今すぐアクセス

  • サークル名:写真しりとり

     みなさん、おはようございます。

     これまでに、何回かアップしている、京都大原の 建礼門院ゆかりの寺「寂光院」ですが、その境内に鳳智松殿(ほうちしょうでん)があります。
     平成18年に本堂復興を記念して建てられた宝物殿であって「平家物語」ゆかりの文化財などを数多く展示公開されています。
     過日は焼け残った元の本尊の胎内にあった小さな地蔵菩薩、胎内仏をアップいたしました。
     今回は火災により枯死した姫小松を用いて作られた、大原御幸(おおはらごこう)ゆかりの「能面」です。
     よってタイトルは「姫小松から能面を作る」とします。」



     汀(みぎわ)の池の「姫小松」は平家物語の大原御幸に登場する、
     " 池のうきくさ 浪にただよい 錦をさらすかとあやまたる 
      中嶋の松にかかれる藤なみの うら紫にさける色 "
    と詠まれた松のことです。
     文治2年(1186年)の春、建礼門院が花摘みから帰って来て、後白河法皇と対面する舞台です。
     平家一門と高倉・安徳両帝の冥福をひたすら祈っていた建礼門院徳子をたずねて後白河法皇が寂光院を訪れたのです。
     わずか数年前までは皇后の位にいて何の苦労もなかった方のその後の思いもしなかった数々の辛い思いを、まさにこの世は無常なりと、ひたすら念仏往生をねがう建礼門院の姿に、後白河院も涙した、と云うシーンです。
     この樹齢1000年とされる「姫小松」も放火の折りに焼けただれた。それでも、痛々しい姿ながら何とか頑張って立っていたのですが、倒木の危険があり、根元から約4メートルを残して2005年7月に伐採されました。



     現在はご神木としてそのままの位置で祀られています。
     この松に「藤(フジ)が紫色の花がつけからまっていた」と描かれているのだが、今はとても想像出来ません。
     すでに枯れ死しているので、何らかの処理をされていて、少しはご神木らしくなっていますが、まだまだ痛々しい姿に思えました。
     この「能面」は枯れ死した「姫小松」の切り落とした一部を用いて作られたものです。
     能面は、女盛りの建礼門院の能面「若女」、建礼門院に仕え大原女のモデルといわれる中年女性の阿波内侍の「深井」、幼さが残る女性の大納言の局の「小姫」の3面です。
     いずれも「大原御幸」に登場する人たちですね。  
    コメント2件を表示する 2014/11/29 02:37

    写真しりとりのイメージ

    写真しりとり

    サークル
    パブリック
    誰でもフォロー可