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  • サークル名:サークル句会

    十二月前半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、しんいさんの「雪吊」句の8点句、次点は、方舟さんの「炬燵」句の7点句でした。「たぶさ」は髪を頂に集め束ねたところで「もとどり」とも言います。私は「雪吊」の専門用語を知らないので採れなかったのですが、「りんご吊」とか「鵜の首結び」とかの専門言葉があるようです。「菰巻」等にも飾結びを見たことがありますが、なんというのか言葉を知りません。次回は、十二月後半です。落葉が舞い散る寒い季節です。お身体に注意して、来回も引き続きよろしくお願い申し上げます。

    最高点8点句(◎◎◎◎〇〇〇〇)
      98.雪吊のたぶさきりりと固結び      しんい
    次点 7点句(◎◎〇〇〇〇〇)
      80.一隅に犬の座もあり置炬燵       方 舟

    7点句(〇〇〇〇〇〇〇)
      05.雨よりも風の冷たき和紙の里      昇 峰
    6点句(〇〇〇〇〇〇)
      37.しぐるるやひらがなだけの標石     昇 峰
    5点句(◎〇〇〇〇)
      94.水鳥や群れて湖畔の浮御堂       panapana
    4点句(◎◎〇〇)
      20.数へ日や座敷の隅に割烹着       泥 舟
      91.放水の絶えてダム湖の山眠る      さんせん
       (◎〇〇〇)
      02.赤富士の雄雄しき暦歳用意       mira
      45.新雪を載せてゆっくり五能線      panapana
       (〇〇〇〇)
      76.花街の黒い格子戸実南天        夢追人
      78.晩鐘にまた振り返る紅葉寺       さんせん
      93.ポスターに吉永小百合冬の旅      風 花
    3点句(◎〇〇)
      10.打ち返す波音ばかり野水仙       しんい
      69.止り木の愚痴を拾ひて冬灯       利 明
       (〇〇〇)
      21.数へ日や宅配便の不在票        panapana
      38.時雨るるや父の遺愛の鳥打帽      麦 秋
      41.宿題を果たせぬままに年暮るる     泥 舟
      46.新聞を斜め読みする年の暮       泥 舟
      48.席譲る青年に遭ふ小春かな       利 明
    2点句(◎〇) 
      07.磯の湯に波の音聞く冬銀河       まいるど
      12.海鳴りの滾つ民宿鱈を喰ふ       方 舟
      103.立冬の紙灯籠のほの明り        麦 秋
       (〇〇)
      22.枯れ枝が横に切り裂く落暉富士     しょうく
      39.芝居跳ね銀座闊歩の冬帽子       俊 雪
      44.心字池底に積もりし散紅葉       あっさむ
      56.短日や日暮れを告げる寺の鐘      secchan
      73.俳諧の末席穢し冬籠          夢追人
      90.冬靄の中に消へゆく渡し舟       苦 瓜
      102.嵐峡の夕日ななめに照紅葉       さんせん
    1点句(◎)
      31.小春日や鎌倉の路地徘徊す       夢追人
      62.月冴ゆや電話に残る死者の声      麦 秋
      63.蔦枯るるビルの谷間の喫茶店      山椒の実
       (〇)
      03.飛鳥路の落葉の舞や石舞台       mira
      06.居酒屋の常連となり年暮るる      方 舟
      08.一筆に載せて世相や年の暮       panapana
      47.すきやきや思はず笑顔合宿中      俊 雪
      49.寂寥の毛馬の堤の夕しぐれ       山椒の実
      52.宗達の寒雷現るる雲の上        昇 峰
      58.卓袱台の上に煮凝皿一つ        み き
      59.勅使門より現るる冬の蝶        TOTORO
      65.手で囲ふ鳥の鼓動や雪降り来      風 花
      66.手びねりの土をこぼして冬の雷     さんせん
      67.伝統のカモ猟残る加賀の里       secchan
      79.膝の猫あやして婆の日向ぼこ      山椒の実
      85.冬連れて岩に砕ける波頭        み き
      87.冬の燈や肉桂瓶は赤きまゝ       ワシモ
      92.墨堤に子規の足跡訪ふ小春       夢追人
      96.屋根叩く音にもリズム雪雫       泥 舟
      97.山猿の川湯に浸る冬うらら       苦 瓜
      99.柚子の香も一緒に測る風呂上り     方 舟
      104.立冬や火をともしたる登り窯      み き
    無点句
      01.逢引きの入江に千の野水仙
      04.天草の空へ真鶴かうと鳴く
      09.入口のクリスマスメニューにリボン
      11.俯きてみな早足のマスクかな
      13.遠来の友と訪ねる冬の京
      14.奥琵琶湖百羽を超える鴨の群れ
      15.お願いの声遠く去り冬落暉
      16.街頭に救世軍や年の暮
      17.帰り花いつも空気を読めぬ人
      18.風花や城址の坂へ人力車
      19.数へつつ落葉じめりの磴のぼる
      23.枯.芒すすり泣くよな風を聞く
      24.枯れてなお残り香微か菊を折る
      25.枯れ蓮の哀れ尖りて天を指す
      26.義仲寺に翁の墓石冬紅葉
      27.牛鍋や味はもてなし女将の手
      28.胸中に閉ざす思案の懐手
      29.近隣のボヤの騒ぎや身の凍る
      30.鯉寄れば鴨も寄り来る橋の下
      32.小春日や人口五百の島にゐる
      33.歳晩の不忍池畔硯市
      34.山茶花の垣はらはらと独居かな
      35.山茶花の散りつぐはけの小径かな
      36.山茶花やお鷹の道をしんがりに
      40.褶曲の岩を撫でゐる小六月
      42.聖護院蕪の育ちて肌あらわ
      43.深更のラジオを消せば冬の虫
      50.選挙カー追い越し行くや焼き芋カー
      51.鮮明に思ひ出滲む古暦
      53.そびらより「ばあば」と呼ぶ声冬温し
      54.杣人の煙一本十二月
      55.立見席抱く温石の三つ四つ
      57.竹林に一樹の育つ時雨かな
      60.散り急ぐ銀杏並木や選挙カー
      61.散紅葉踏みしめ登る山の寺
      64.蔦枯れる校舎の窓に色葉舞ふ
      68.年の暮客を呼び込む芝居小屋
      70.度量狭きわれと思へり冬刻々
      71.生業や鳶の頭の飾売
      72.人参の歯抜け模様に育ちけり
      74.初時雨茅茨をたたく孤鞍かな
      75.初雪や空を仰げば黒きもの
      77.隼の宇宙に羽ばたく夢を見る
      81.冬あたたか灯台跡に雲の影
      82.冬うららジャズ聴きて待つレストラン
      83.冬ざれや河原に残る煮炊跡
      84.冬空を映して高層ビルの綺羅
      86.冬灯し一人旅路の氷川丸
      88.冬帽子目深に寡黙空港へ
      89.冬帽子闇に向かひて格闘す
      95.餅こがす土人形の笑ひ顔
      100.夢さめてもはや湯婆の薄温さ
      101.落書の壁一面に冬ざるる
      105.脇役の人参活かす飾り切り

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    泥 舟 あっさむ secchan TOTORO 山椒の実 mira 麦 秋 ワシモ 利 明 俊 雪 しんい 苦 瓜 panapana 夢追人 方 舟 風 花 み き さんせん まいるど 昇 峰 しょうく 
    コメント21件を表示する 2014/12/08 19:33

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