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  • サークル名:サークル句会

    十二月後半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、苦瓜さんの「綿虫」句の9点句、次点は、夢追人さんの「寒柝」句の8点句でした。「綿虫」の句で、安寿と厨子王が盲目の母を訪ねていくシーンを思い浮かべました。これで2014年の句会はすべて終了しました、
    次回は、来年1月になります。今年は1年間たいへんお世話になりました。お元気でお幸せな新年を迎えられますよう祈念申し上げます。また来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

    最高点句9点句(◎◎◎〇〇〇〇〇〇)
      100.綿虫や痴呆の母のわらべ歌       苦 瓜
    次点8点句(◎〇〇〇〇〇〇〇)
      20.寒柝の一打しじまの闇破る       夢追人
    6点句(◎〇〇〇〇〇)
      73.踏切の向うの顔も師走かな       昇 峰
    5点句(◎〇〇〇〇)
      56.電飾のあだ花つけて冬木立       さんせん
      78.冬蝿のさ迷い歩く一茶の忌       泥 舟
       (〇〇〇〇〇)
      14.風尖る鳴門海峡冬鷗          TOTORO
    4点句(◎〇〇〇)
      27.降灰の大地に肥ゆる大根かな      利 明
      28.極月の三日月を研ぐ風の音       方 舟
      97.柚子風呂も少しぬるめの齢なり     方 舟
       (〇〇〇〇)
      51.父の座も名残となりし掘炬燵      方 舟
    3点句(◎〇〇)
      76.冬ざれや汐木に乾ぶ屑昆布       昇 峰
       (〇〇〇)
      44.煎餅の匂ふ谷中の小六月        み き
      49.田の神も山を経て来る酉の市      み き
      59.遠目にも慣れし腰つき大根引      昇 峰
      66.初漁の水脈末広に海人小舟       しんい
    2点句(◎〇)
      01.蒼き火の硝子工房冬の虹        麦 秋
      03.熱燗やいつもながらの座の乱れ     泥 舟
      07.老いに勝つ余生全開年新た       俊 雪
      81.包丁の研ぎ澄ませたる十二月      み き
      83.磨かれて冬の花街の京格子       山椒の実
      84.水鳥の己が影追ひ遊びけり       利 明
       (〇〇)
      04.荒星の尖り輝く山の端         あっさむ
      25.渓流の水は細りて冬紅葉        さんせん
      53.デパ地下の人のよどみや年の暮      方 舟
      55.手をあかく染めて冬菜を洗ふ朝     まいるど
      72.赴任地へ夜行列車や冬銀河       panapana
      80.棒鱈の匂い諸共荷を解けり       山椒の実
      86.餅搗きや電動は餅踊らせて       ワシモ
      96.湯けむりの谷間深くに煤籠       まいるど
    1点句(◎)
      08.幼児の弾ける笑顔雪だるま       泥 舟
      69.富士望む小さき神社白水仙       麦 秋
      94.逝く命いつか別れを冬の星       panapana
       (〇) 
      09.お旅所の篝揺るるや巫女神楽      利 明
      15.数へ日や客間の軸を掛け替へて     さんせん
      21.寒灯の一つ二つと消えゆけり      泥 舟
      23.行列のレジを待つのも年用意      さんせん
      33.さえ冴えと飛ぶ彗星の影ひとつ     苦 瓜
      35.里山の斜めに暮れて冬至夕       しょうく
      40.除夜の鐘百八つ目は明けて打ち     あっさむ
      43.忙しさの気分楽しむ師走かな      しょうく
      45.早暁の白雪染むる富士紅し       mira
      52.町内に赤ちゃん生まれ姫椿       麦 秋
      54.手袋を脱いで涙を拭いてやる      山椒の実
      57.電線から降り零れ来る寒雀       しょうく
      67.人とひと縁思いて賀状書く       mira
      70.宿酔の窓にさへづる安房千鳥      まいるど
      75.冬木立ランプの宿のほの灯り      panapana
      82.満願の礼を伊勢まで着ぶくれて     風 花
      88.焼き芋やロシア抑留話聴く       風 花
      91.山小屋の窓に見いづる冬北斗      まいるど
      95.行く年や磨きあげたる硝子窓      TOTORO
      98.楊貴妃と名札架かりし枯木かな     苦 瓜
    無点句
      02.赤富士の表紙際立て暦売
      05.歩けども枯野の続く夢を見る
      06.凍空に鋭く尖る星光
      10.お土産の沢庵かかえ電車乗る
      11.峡の村飛ぶがごとくにオリオン座
      12.かくれ里に二人きりなる年忘
      13.風花や予防注射の痕熱し
      16.片目とて睨みきかする福達磨
      17.寒月に泣き顔隠すワンルーム
      18.寒月や役目終えたる乾電池
      19.寒鯉の水面の鈍き光りかな
      22.木の影の激しく揺れて冬障子
      24.きりきりとひたち野つつむ狭霧かな
      26.玄関にポインセチアや客を待つ
      29.極月や良き朴訥な熟練工
      30.古民家の炉灯り揺れて燻されて
      31.歳晩の明かりは遅きまで消えず
      32.歳晩の不忍池畔硯市
      34.岬鼻の空は鈍色十二月
      36.小夜しぐれ黙を貫く阿修羅かな
      37.しばらくはお手玉試す冬至風呂
      38.霜の華咲きて野菜の芽の縮む
      39.終電や声を嗄らして聖菓売る
      41.酢海鼠を故郷近き人と酌む
      42.石仏の鼓動いよいよ除夜の鐘
      46.造形は据わり良きげに鏡餅
      47.沢庵漬け嫁に伝授の塩加減
      48.だしぬけに魔女の一撃蓮の骨
      50.達磨椅子三つ並べて関東煮
      58.陶土練る手元忙しく十二月
      60.年の瀬や名曲染みるタンゴの夜
      61.年忘れ振舞酒に狸汁
      62.ねんねこで子守した子が還暦と
      63.バイク飛ぶ僧衣乱れし十二月
      64.墓残す郷に詣でて年惜しむ
      65.初稽古極上の声ひびかせて
      68.百までも生きんと縋る初詣 
      71.蒲団干す豚舎の匂ひかぶりけり
      74.冬うらら野球少年変声期
      77.冬昴柩に納む真珠貝
      79.弁当の冬至南瓜ほっかほか
      85.名刹の庭師五人の冬用意
      87.揉みほぐす脛太きこと冬至の湯
      89.夜勤明け凍星空を一人占め
      90.屋根の雲樹の雲白く寒波くる
      92.夕映の枯野の果ての日の温み
      93.雪山に闘ひ挑むシャベルかな
      99.吾妹子の悴かむ指をポケットに

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    泥 舟 あっさむ 方 舟 麦 秋 mira しんい 利 明 苦 瓜 TOTORO まいるど 山椒の実 panapana 俊 雪 さんせん 夢追人 ワシモ み き 風 花 しょうく 昇 峰
      
    コメント20件を表示する 2014/12/23 21:48

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