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  • サークル名:サークル句会

    2月前半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、麦秋さんの「栄螺」句の8点句、次点は、苦瓜さんの「寒の水」句の7点句でした。「栄螺」句は、栄螺を兜太と見立てた眼のつけどころ、「栄螺」句では既出句にない切り口でした。同時出句の「炭火」、「千葉笑ひ」、「二月礼者」、「雪女」句も佳句でした。次回、2月後半にはいくぶん暖かくなっているでしょうか。

    最高点句8点句(◎〇〇〇〇〇〇〇)
      01.朝市の兜太に似たる栄螺かな      麦 秋
    次点7点句(◎〇〇〇〇〇〇)
      34.塩蔵の鹿革鞣す寒の水           苦 瓜
    6点句(◎〇〇〇〇〇)
      29.冴返る京の町屋の通り土間         さんせん
       (〇〇〇〇〇〇)
      80.星冴ゆる白川郷の闇深し          さんせん
    5点句(◎〇〇〇〇)
      40.白魚の水の如くに汲まれけり        昇 峰
       (〇〇〇〇〇)
      59.流れにも遅速のありて水温む        泥 舟
    4点句(◎◎〇〇)
      31.防人の徃き來し道や犬ふぐり        方 舟
       (◎〇〇〇)
      07.淡雪に新しき闇生れけり          昇 峰
      56.手を炙り心を炙る炭火かな         麦 秋
       (〇〇〇〇)
      53.タンカーの吃水深し寒の明け        まいるど
      72.日脚伸ぶ手漉きの水の煌めいて       さんせん
    3点句(◎◎〇)
      64.初つばめ空を大きく使ひけり        昇 峰
       (◎〇〇)
      18.篝火の煙に噎せし千葉笑ひ         麦 秋
      71.春近しゆっくり刻む花時計         panapana
       (〇〇〇)
      33.幸せはタラの芽揚げて食む夕餉       mira
      83.迷ひ入る古寺を拝して探梅行        さんせん
    2点句(◎◎)
      30.冴返るものに龍馬の刀傷          山椒の実
       (◎〇)
      27.心なき轍の跡や犬ふぐり          方 舟
      39.春光や備前瓦の錣葺き           TOTORO
      44.しんしんとしんしんと雪葬の列       風 花
      84.店先に春ぶちまけて花屋さん        しょうく
       (〇〇)
      10.石舞台囲ふ太古の春淺し          方 舟
      14.梅が香や源氏絵巻の版画展         山椒の実
      20.風に閉じ風に開くドア余寒なほ       昇 峰
      32.残雪の立山仰ぐ富山湾           panapana
      38.春光や勘亭流の古看板           まいるど
      73.久々の友の消息春の風           まいるど
      85.簑笠を着こなし二月礼者かな        麦 秋
      90.余寒なほ湯の湖に走る湯の煙り       panapana
      91.立春の日の斑ゆれゐる絵馬の嵩       しんい
    1点句(◎)
      79.ふつふつと心燃え立つシクラメン      mira
      95.をうをうと声すれ違ふ雪の山        さんせん
       (〇)
      02.朝寝してヌル燗二合おらが春        しょうく  
      05.雨連れて玻璃戸揺らすや春疾風       泥 舟
      09.生け贄をつなぐ石柱余寒なほ        TOTORO
      16.縁の下でんと構へる火消壷         あっさむ
      19.風二月大きまなこの鬼瓦          昇 峰
      21.寒行のわれ一万歩にて足りる        風 花
      23.草の芽の色深め合う二月尽         み き
      26.紅梅の枝間はるかに星の屑         ワシモ
      35.霜柱踏めば大地を削るごと         俊 雪
      41.白妙の吐息したれり雪女          麦 秋
      43.沈丁の香り仄かに立ち話          panapana
      49.浅春の薄彩み佩くや生駒山         利 明
      50.早春の淡き緑の目に優し          mira
      60.ぬばたまの闇を焦がせる遠山火       しんい
      62.のんびりと煎餅かじる日永かな       泥 舟
      65.母子像の頬に笑み浮く春隣         苦 瓜
      77.陽を溜めて雑木の根方寒の明け       しょうく
      92.料峭や幡飜る東大寺            利 明
    無点句
      03.足跡のなき鬼去るや寒明ける
      04.当てられた分だけ食べる鬼やらひ
      06.あわあわと有楽椿の風に揺れ
      08.あんれまあ見つけ出したぞ隠れ柚子
      11.犬ふぐり字を総出の清掃日
      12.いやましに炎立ちたる狂ひ野火
      13.浮かれ猫埃まみれに水を呑む
      15.裏口に移動トラック春楽日
      17.老いたるや姿映して氷面鏡
      22.寒禽の声こぼれ落つわが肩へ
      24.草萌の日陰潤うふ大地かな
      25.郊外の隙間に香る梅林
      28.子雀や壊れしままの水車小屋
      36.蛇口締め静寂の中に春を待つ
      37.鯱のありし校門風光る
      42.新春の箒目刻む武家屋敷
      45.しんしんと雪の背丈を耳できく
      46.素っぴんの露天湯あがり春がくる
      47.炭籠に蜘蛛の糸張る火吹竹
      48.節分の戸口に匂ふ鰯かな
      51.早春の音幽けしや忘れ水
      52.早春や草木準備怠らず
      54.つばくろや鎖たよりの崖登り
      55.手心を加えて投げる鬼やらひ
      57.遠明り野火が野火追ふ逢魔時
      58.鳥羽伏見戦の碑文落椿
      61.煉切の仄紅差すや春浅き
      63.白米の棚田に淡き蕗の薹
      66.春浅きかんころ芋のひと炙り
      67.春浅し声出して詠む晶子歌碑
      68.春浅し百の抽斗の漢方薬
      69.春浅しホームの日射し柔らかし
      70.春寒しぎいと音する玄関戸
      74.一片の雪舞い降りて星冴へる
      75.独り言つぶやきごろり着膨れて
      76.百年の楷の枝振り木の芽張る
      78.二人居の声高らかに豆を撒く
      81.盆梅を咲かせ名代の菓子舗かな 
      82.豆撒きしあとを寂しむ齢かな
      86.夕暮れて沈丁花の香抜ける路地
      87.雪しんしん救急車に身を託す
      88.雪降るや音無き音に耳澄ます
      89.ゆつたりと柔軟体操寒明ける
      93.朗誦の論語はるかに下萌ゆる
      94.臘梅やふと母の声過ぎりたる

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    山椒の実 泥 舟 麦 秋 あっさむ しんい TOTORO 苦 瓜 mira ワシモ panapana 俊 雪 利 明 Tiger77 しょうく 方 舟 み き さんせん 風 花 まいるど 昇 峰 
    コメント21件を表示する 2015/02/08 11:40

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