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  • サークル名:サークル句会

    六月後半のサークル句会が終了しました。今回は参加者が16人でした。最多点句は、しょうくさんの「釣忍」句の7点句でした。次点は同じく5点句の利明さんの「韮の花」句でした。地名は第二の季語と言われますので、これでなければならないという季語の斡旋と同じような扱いが必要です。しょうくさんの最高点句は季語、地名ともにぴったりと嵌まった好句と言えましょう。次回は7月前半の句会になります。

    最高点句7点句(◎〇〇〇〇〇〇)
      17.神楽坂軒に風呼ぶ吊忍         しょうく
    次点5点句(◎〇〇〇〇)
      34.職退きし実感徐々に韮の花       利 明
    4点句(◎◎〇〇)
      19.陰干しのどくだみ匂ふ通し土間     さんせん
       (◎〇〇〇)
      03.朝曇濃い目に淹るる薬草茶       しんい
      65.万緑や猿も湯に入る地獄谷       panapana
       (〇〇〇〇)
      51.転作の村こんがりと麦の秋       利 明
      52.天守閣黴の香残す隠し部屋       昇 峰
      60.納経の墨書き滲む青時雨        さんせん
      66.昼顔の一輪残し草刈女         麦 秋
    3点句(◎◎〇)
      15.思ふことありて参禅夏薊        風 花
       (◎〇〇)
      20.風薫る見知らぬ駅で降りる旅      麦 秋
      30.岬鼻に散る波の秀や浜万年青      しんい
       (〇〇〇)
      58.庭師らの一人は女梅雨晴間       昇 峰
      64.初蝉の声を合図に雨上がる       ワシモ
    2点句(◎〇)
      11.石に干す農の地下足袋梅雨晴間     さんせん
      53.闘犬の化粧まはしや大南風       昇 峰
       (〇〇)
      01.青葉して固く閉ざせる庄屋門      しんい
      18.かくれんぼ閻魔の声や蟻地獄      panapana
      41.丹波路の風重くして栗の花       しょうく
      42.地下鉄の車輪の軋む暑さかな      泥 舟
      47.梅雨深し黒々ひかる能登瓦       しんい
      56.捺印の朱印の滲む暑さかな       山椒の実
      63.走り根を洗う荒れ梅雨鞍馬道      しょうく
      75.百足這ふ梁むき出しの合掌家      さんせん  
    1点句(◎)
      04.朝凪や漕がせて貰ふたらい舟      しんい
      13.一喜あり一憂ありし雲の峰       方 舟
      43.梅雨寒やカメラ胃の腑へ遠きこと    風 花
       (〇)
      02.朝明けの音も清かに蓮開く       方 舟 
      21.郭公や石仏辿るむかし道        昇 峰
      26.交配という生物学花南瓜        山椒の実
      33.ジェット機の煌めく髙さ雲の峰     方 舟
      37.水田に光をこぼし蛍飛ぶ        secchan
      40.疎開児の思ひ出載せて田掻牛      panapana
      48.釣り人の笑顔が浮かぶ鮎料理      panapana
      54.長梅雨や緑青の濃き風見鶏       利 明
      59.野苺の味忘れじや峠道         Tiger77
      71.放牧の牛賑やかや風薫る        泥 舟
      76.木道の影にひそめる蝦蟇        み き
      77.木道を紫紺に染めてかきつばた     さんせん
      80.わが庭に育てば愛し蜥蜴の子      方 舟
    無点句
      05.汗ばむやニッカポッカの男行く
      06.あぢさゐやきのふもけうもあるがまま
      07.雨露を集めしみこむ青葡萄
      08.あやめ髪に挿したる巫女の京訛
      09.蟻地獄深く見つむる爆撃後
      10.主なき古民家に咲く七変化
      12.石を置く屋根の鶏小屋銭葵
      14.一茶庵枯山水に蛇の衣
      16.追わぬのに逃げて見せをりみずすまし
      22.亀の声蟻の声とは神のみぞ
      23.記念樹の丘は夕焼けて独りなり
      24.剪られたる欅の若葉弾けたり
      25.黒揚羽にはかに増ゆる父祖の廟
      27.仔燕の掠む吊橋峡深し
      28.この道の他に道なし吾も蟻も
      29.囀りて我を忘れる毒舌家
      31.里山のモリアオガエル枝の先
      32.サミット待つくねる英虞湾大夕焼
      35.代掻きも今や爺のみ泥田捏ね
      36.水槽の鮑のもだゆ浮かぶ泡
      38.聖堂に十字を切るや水中花
      39.雪渓と十トンの岩宝永山
      44.梅雨到来萌える芝生に子等元気
      45.梅雨晴れ間義母としてみる腕相撲
      46.梅雨晴れ間七彩香る池の端
      49.釣り人は胸まで水に鮎の川
      50.丁寧といふ文字に似て四葩咲く
      55.なき姉の得意の梅酒浸けてみる
      57.七色に紫陽花や無人駅
      61.野辺蛍舞って光は闇を弾き
      62.廃村の名を残せるや冷し酒
      67.枇杷太鼓響く山彦舞う姉妹
      68.ふるさとの遠くなりけり蛍籠
      69.噴水のつくる王冠整えず
      70.蛇の衣脱ぐ美女いずこ楽屋裏
      72.舗装路に出てきて蟻のよろめきぬ
      73.前山のうねり伝はる青嵐
      74.水無月や写経のための墨を摺る
      78.揺れ動く心の襞や水中花
      79.緑陰に栗鼠と遊べる孤老かな

    転写につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

    泥 舟 ワシモ 麦 秋 方 舟 Tiger77 しんい 俊 雪 panapana み き 利 明 さんせん 山椒の実 secchan 風 花 昇 峰 

    選句中(敬称略)

    しょうく 
    コメント15件を表示する 2015/06/23 20:30

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