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  • サークル名:サークル句会

    七月後半のサークル句会が終了しました。今回の最多点句は、俊雪さんの「蜘蛛の糸」句の6点句、次点は5点句の麦秋さんの「雪渓」句でした。「蜘蛛の糸」句は、中七が多少曖昧かもしれませんが、素十の名句「くもの糸一すぢよぎる百合の前」を彷彿させるものがあります。次回は8月前半の句会で早や立秋を迎えます。

    最高点句6点句(◎〇〇〇〇〇)
      54.ひと筋を風に委ねし蜘蛛の糸       俊 雪
    次点5点句(◎◎◎〇〇)
      34.雪渓を噛むアイゼンの青光り       麦 秋
    5点句(◎〇〇〇〇)
      11.叡山の読経に交じる蝉の声        さんせん
       (〇〇〇〇〇)
      21.九段坂杖と日傘を持ち替へて       さんせん
    4点句(◎〇〇〇)
      64.水打つて枯山水の暮れなづむ       方 舟
       (〇〇〇〇)
      03.阿弖流為の潜みし岩屋滴れり       麦 秋
      41.釣果みな川に帰して月見草        方 舟
    3点句(◎◎〇)
      09.空蝉に昨日の雨の匂ひかな        昇 峰
       (◎〇〇)
      45.夏帽を脱いで名代の蕎麦すする      さんせん
       (〇〇〇)
      13.炎昼や高圧線の大弛み          利 明
      20.謹厳をとりはらひたる浴衣かな      昇 峰
      51.晩夏光潮鳴り高き九十九里        しんい
      70.夕焼や谷根千は坂多き町         しんい
    2点句(◎◎)
      39.父の日に遺影の父と酒を酌む       山椒の実
       (◎〇)
      06.石塀の小路寄り添い藍浴衣        panapana
      12.炎昼を歩けば腕の重さかな        しょうく
      15.大阿蘇の視界を閉ざす夏の霧       さんせん
      53.ひたすらにただひたすらに蝉が鳴く    山椒の実
       (〇〇)
      08.色街の庇寄せ合ふ大暑かな        利 明
      10.産土の社務所を覆ふ青葭簀        麦 秋
      14.炎天を貨物列車の重き音         泥 舟
      57.向日葵の迷路に児等の声かくれ      panapana
      67.持つほどに佳人となりぬ水うちわ     ワシモ
      71.緑陰や石鎚山の伏流水          苦 瓜
      72.轆轤場の風鈴は目で音を聴く       ワシモ
      73.櫓の音を聞きつつごろ寝涼み舟      苦 瓜
    1点句(〇)
      19.金魚池残りは纏め糶られけり       苦 瓜
      22.雲の峰渓流釣りや竿撓む         俊 雪
      23.子供らの元気な笑顔夏休み        泥 舟
      25.爽やかや忍野八海湧水音         麦 秋
      33.杉の香と清水の匂ひ高千穂峡       panapana
      42.どこまでもどこまでも空星涼し      昇 峰
      44.夏落葉加茂の流れに浮き沈み       panapana
      47.登り窯山頂覆ふ夏の霧          しんい
      49.端居して互ひに覗く万華鏡        TOTORO
      50.初蝉や今朝の血圧正常値         方 舟
      58.向日葵や暮らしに慣れて修道女      山椒の実
      62.蛍の夜琵琶の音色の弾き語り       苦 瓜
      68.山裾の黒き溶岩原雲の峰         昇 峰
    無点句
      01.朝霧で避暑地に化ける大都会
      02.朝曇屋根に一羽の風見鶏
      04.天地の怒鳴りあいして梅雨あける
      05.雨降りに花柄日傘気持ち晴れ
      07.犬小舎にぽつんと點る蚊遣香
      16.学業の果実みやげに夏休み
      17.菊坂に一葉の井戸水引草
      18.君の顔までトロピカルソーダ水
      24.里山の闇をほぐして梅雨の月
      26.爽やかやこうのとり舞ふ利根の空
      27.三十九度列島一気に梅雨開ける
      28.四五十の真竹松明虫送り
      29.滴りて破る静けさ目も覚める
      30.準急の通過の駅の濃あぢさゐ
      31.除草機の唸るエンジン昼深し
      32.垂直の崖柔らかし蛇苺
      35.そばへ打つ音を幾重に蓮見舟
      36.台風を案じてくれる子の居たり
      37.駄菓子屋に群がる子等や心太
      38.立ち話肩の日傘のくるりんと
      40.月見草千切れる如く福く嵐
      43.亡き母の乳の如くに真桑瓜 
      46.寝苦しきなほ寝苦しく夜啼き蝉
      48.配所なれ松の落葉のきりもなく
      52.飯盒のおこげ取り合ふキャンプの夜
      55.人妻と鵜飼の始終観てゐたる
      56.日に向かふ不死鳥のごと凌霄花
      59.冷清水辿り着くなり口福水
      60.冷や麦やサラリーマンの昼餉時
      61.風鈴の音色つまみにワインかな
      63.三嶺路や我を鼓舞する雲の峰
      65.耳栓を突き破るなり蝉時雨
      66.猛烈な雨にも合間油蝉
      69.優雅なる花烏瓜夢一夜
      74.病葉よ仲間外れて何急ぐ
      75.藁屋根に育つ若木や蝉の声

    評点につきまして間違いがありましたら、お早めにお申し出ください。

    選者(敬称略)

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    コメント15件を表示する 2015/07/23 07:41

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