高橋和の将棋を学ぼう

実践編第13回 感動の詰将棋

 私が子供の頃とても感動した詰将棋があります。図面が単純なのでトライしてみたのですが、何度やってもうまくいきません。

図1  香車が4つもありますのでどんどん打っていくと▲5ニ香△4一玉▲4ニ香△3一玉▲3二香△2一玉▲2ニ香△1一玉(変化図)とここまでいき、香車が5枚ないことにはたと気づきます。角では詰みになりません。また玉が左側(△6一玉)と逃げても同じことです。
※画像をクリックすると拡大表示できます。


図2  そこで途中に一工夫が必要になります。▲5二香△4一玉としたところで▲3ニ角がうまい一手で、△3一玉▲2一角成△同玉▲2ニ香△3一玉▲3ニ香△4一玉▲4ニ香で見事に詰みになります。まるでマジックのように美しく決まります。


図3  詰将棋は上達の手助けになるだけでなく、美しさも持ち合わせていると私は思います。

 このほかにも煙詰め(最後に駒が3枚だけになる)や文字が浮かび上がってくるものなど様々ありますので是非いろいろなものにチャレンジしてみてください。


和(やまと)の四方山将棋問答

Q:

 コンピューター将棋の現状について教えてください。

A:

 近年、コンピューター将棋の進歩はめざましいものがあります。

画像
2009年元日午後0時より、NHK教育テレビにて「新春お好み将棋」が行われます。私は解説の聞き手として出演させていただきます。ぜひご覧ください。

 今から20年前、まだ私が小学生の頃、父のパソコンで将棋を指したことがありましたが、その時は一手を考えるのに1時間も動かず、しかもとんでもない方向に駒が動いていました。当然ながらそれはパソコンの性能自体が現在と比べ物にならないくらい低かったということも言えます。

 その後、パソコンの普及とともに、コンピューター将棋も進歩を遂げます。アマ初段くらいの実力になったのが10年前。それでも高い評価を受けましたが、将棋独特のすぐには答えの出ない端歩の一手など中盤はまだまだ難しいだろうと言われていました。確か2000年に羽生名人は紙面において「コンピューターがプロを負かすのは2025年」と予言され、それでも当時としては随分早いなあと思った記憶があります。

 飛躍的な進歩を遂げるのはここ10年の間です。コンピューターには難しいとされる中盤が改善され、しかも終盤の詰みという答えのある局面になるともはや人間よりも早いまでになりました。

 現在の実力は県代表クラス(およそアマ5、6段)と言っても過言ではありません。またプロ棋士との対局でも駒落ち戦ではありますが、見事に倒しています。一時期将棋連盟の控え室にあるコンピューター将棋が持ち込まれ、指すのが流行った時期があります。そしてその強さに舌を巻き、棋士や奨励会員も平手で負けるということもあったそうです。

 もしかすると2025年よりも前にプロ棋士に平手で勝つという日も来るかもしれませんね。

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将棋情報

第4回明石将棋フェスティバル

 明石市、明石市教育委員会主催の将棋フェスティバルが豪華ゲストを迎え、下記のように行われます。奮ってご参加ください。

日時 2009年1月25日(日) 10:00開始
会場 明石市生涯学習センター(JR神戸線・山陽「明石駅」南口より東へ徒歩3分) 〒673-0886 兵庫県明石市東仲ノ町6-1 TEL:078-918-5600
参加費 無料
出演棋士 内藤國雄九段・谷川浩司九段・井上慶太八段・小阪昇七段
酒井順吉七段・稲葉陽四段・西川和宏四段・藤内忍四段
※都合により変更になる場合があります。
申し込み方法 はがき・ファックス・メールに参加希望プログラム(複数可)と氏名、住所、年齢、電話番号を記入し、下記のお申し込み先までご応募ください。
※こども将棋大会参加の方はふりがな・学年・段級位も忘れずに記入してください。
※メールでのご応募の場合、件名を「将棋」としてください。
締め切り 2008年12月25日(木)必着
※応募が多数の場合は抽選となります。当日のキャンセル待ちはできません。
※応募結果は全員に告知いたします。
お申し込み先
問い合わせ先
明石市文化振興課 「明石将棋フェスティバル」係
〒673-0886 兵庫県明石市東仲ノ町6-1
TEL:078-918-5607 FAX:078-918-5619
 メール:bunkashinkou@city.akashi.hyogo.jp

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