インターネット活用塾

第200回 小僧を使ってキビキビを取り戻せ!

 スイッチオンでキビキビと動いていたパソコンも、数年使い続けると、起動はドッコイショ、動作ノロノロの悲惨な状態になりがちです。なにやら、アツアツ時代から倦怠期に移行する男女の仲に似ていますが、パソコンの場合は人間様のような「相性および気分」ではなく「溜まりに溜まったゴミ」が一因だから、キビキビに戻すには、とりあえずゴミ問題を解決するのが早道。そこで重宝するのがハードディスクお掃除ソフト「そうじ小僧」(フリー)です。操作は、ソフトを起動して「OK」ボタンをクリックするだけ。しぶとくハードディスクに巣食っていた「さまざまなゴミファイル」は見事に消滅。あれこれ考えることなしに実行できるところが優れています。男女の仲も、小僧が活躍してくれればいいのですがね。

 いつも整理整頓を心がけ、小ぎれいな生活を送ることを信条としていても、そんな人に限って、使っているパソコンのハードディスクが「ゴミ屋敷」だったりするから世の中ままなりません。「見えないからいいのっ!」とお思いでしょうが、居座るゴミのおかげで空き容量が少なくなるし、本来の快適動作とはほど遠い「ぎこちないパソコン」になってしまうとしたら、由々しき事態なのであります。

 で、ハードディスクお掃除ソフト「そうじ小僧」の出番。さすがの「ゴミ屋敷」風ハードディスクも、面倒な操作なしで一挙に風通しが良くなり、ノロノロからキビキビへと大変身の予感。少なくとも、限りある場所を牛耳っていたゴミが消滅してしまうから、ときには1ギガバイトほども空き容量が増え、うれしいったらありゃしません。

 一般に、この手のソフトは安全回路が充実していて、ゴミだと思って削除してしまったあとに必要不可欠なファイルだと判明した場合、いつでも削除前の状態に戻せるようになっていますが、小僧の場合はチェックされた項目を即削除だから思い切りの良さは天下一品。元に戻す手立ては考えられていないし、しかも動作中に一時停止する機能もありません。思い立ったが吉日、レッツラゴーのイケイケソフトなのであります。もちろん、イケイケで大丈夫だと思いますが、小僧にはヘルプがないので、念のため掃除対象の「ゴミの種類」について簡単に解説しておきましょう。

【ゴミの種類の内容】

※(■)は事前にチェックが入っている項目、(□)はチェックが入っていない項目です。

(■) デスクトップのごみ箱
「ごみ箱」に捨てられているデータを削除。「元の状態に戻せる状態」で捨てられていますが、完全に掃除してしまえば空き容量が増加します。

(■) 最近使ったファイル(Recentフォルダ)
 文字通り、最近使ったファイルを記憶し、いつでも表示可能な機能から「記憶している部分」を削除。掃除してしまっても、困ることなし。

(■) Temp/Tmpフォルダ内の一時ファイル
 ソフトが作業中に一時的につくり出すファイルが「*.temp」「*.tmp」。もちろん不要なデータだから、掃除すべし。

(□) (同上のサブフォルダも削除)
 サブフォルダにつくられている「*.temp」「*.tmp」を削除。あらかじめチェックが入っていませんが、これも掃除してもかまいません。

(□) IEのインターネット一時ファイル
 以前表示したWebサイトの内容を削除。ブロードバンド環境なら掃除、ISDNなどの低速ネット回線の場合は掃除しないほうがいいかも。

(■) IEの履歴
 これまでに閲覧したWebサイトの履歴を削除。掃除してしまっても、それほど困ることはないと思われます。

(□) IEのクッキーズ
 Webサイト側が閲覧者を認識するためのデータがクッキー。会員制のサイトなどを閲覧するとき不便になるので、掃除しないほうがいいかも。

(□) IEのオートコンプリート履歴のフォーム
 過去の入力履歴を自動的に参照してくれる機能がオートコンプリート。掃除してしまうと、Webサイト上での入力が不便になってしまいます。

(□) IEのオートコンプリート履歴のパスワード
 同じオートコンプリートでも、IDやパスワードが対象。セキュリティとの兼ね合いがありますが、掃除してしまうと不便。

(■) システムの障害記録(拡張子.dmp)
 ソフトなどが障害を起こしたときに残される記録ですが、記録内容を読んでもワケワカメだから、掃除対象にしてもかまいません。

(■) その他の一時ファイル(拡張子.tmp)
 ソフトなどが作業中につくる一時的なファイルですが、前述の「Temp/Tmpフォルダ内の一時ファイル」同様、掃除すべし。

(■) Microsoft Word の残骸(~$*.doc)
 「Word」の一時ファイルを削除。障害発生した直後に必要になりますが、それ以外なら掃除すべし。

■) ウィルスバスタの不要パターンファイル
 ウイルス対策ソフト「ウィルスバスター」を使用しているパソコンだけが対象。古いパターンファイルだから、掃除すべし。

(■) Windows Update Setup Files
 Windowsをアップデートする際に使われたファイルを削除。要するに一時ファイルなので、掃除すべし。

▼「そうじ小僧(Windows95-98-Me - ユーティリティ)」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se267032.html

▼「そうじ小僧」オンラインヘルプ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA032758/cleaner/CleanerHelp.htm

 

イメージ  ハードディスクお掃除ソフト「そうじ小僧」を起動すると表示される画面です。ゴミの種類はたくさんありますが、事前に9種類のゴミにチェックが入っています。とりあえず、掃除範囲を「C ドライブ」だけにチェックが入っている状態にして「OK」ボタンをクリックです。

イメージ  小僧が掃除中。すでに384ファイルがゴミとして消滅処分されました。小僧に掃除させるときは、起動中のソフトを終了しておきましょう。そうでないと、実行中のソフトが作成した作業ファイルなども掃除対象になってしまいます。

イメージ  掃除が完了すると、「最適化(デフラグ)」を促す画面が表示されます。ゴミ処分で「整理」が終わり、ファイルを行儀良く並べる「整頓」はどうする? というわけです。「開始」ボタンをクリックすると「整頓」が始まります。

イメージ  「最適化」に利用されるのはWindowsに搭載されている「ディスクデフラグツール」です。「分析」ボタンをクリックすると、すぐにファイルの分断ぶりをチェックしてくれます。「最適化」ボタンをクリックすれば、「整頓」作業がスタートです。

イメージ  Webサイトの「そうじ小僧」オンラインヘルプです。ゴミの種類にチェック、あとは「OK」ボタンをクリックするだけの簡単操作ソフトですが、安心して小僧を利用するために、一度は読んでおきましょう。

イメージ  ハードディスクお掃除ソフト「そうじ小僧」のダウンロード先です。詳細の内容を読んだら、赤丸の「ダウンロード」あるいは「そうじ小僧 ダウンロードページ」をクリックしましょう。「ダウンロードページ」が表示されます。

※ソフトウェアのダウンロードは自己の責任において行ってください。また、ソフトウェアの質問は配信サイトの管理者にお問い合わせください。


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