インターネット活用塾

第224回 五目二題

 いつの間にやら秋の気配。湿気を帯びた南風に代わり、涼しげな北風の出番が多くなってきました。沸騰寸前だった脳内の血液も通常運転となり、ちょっとばかり頭脳明晰になったような気分です。もちろん、気分だけですけど。というわけで、回転状態が良くなったように思える脳ミソを、さらに柔軟仕様に鍛え上げるトレーニングをすることにしましょう。利用するのは本格派対局連珠(れんじゅ)ソフト「伊達五目 Win版」(フリー)と連珠ゲームソフト「連連連珠の練習」(フリー)。要するに五目並べゲームなのですが、お相手はパソコン君だから、容赦なしの疲れ知らず。遊びながらの脳トレのつもりが、五目の深みにハマり、明けても暮れても五目なしでは過ごすことができない五目地獄に陥ることもありそうだから、五目中毒を注意しつつ、秋の夜長を楽しむことにいたしましょう。

 いまさら説明する必要もない「五目並べ」ですが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると以下のようになります。

 囲碁同様、2人のプレイヤーが碁盤の上に黒、白の石を1つずつ交互に置く。置く場所は原則として自由である。いったん置いた石は除かれない。先に自らの色の石を5個直線(縦、横、若しくは45度の斜め)に並べた方が勝ちである。

 ところが「禁手のない五目並べは先手の勝ちになることが明治時代に判明している」そうで、そのため、先手の黒に禁手を課して「開局規定などで先手・後手の均衡をとったゲーム」として「連珠」が誕生したのだそうです。

 その連珠をパソコンゲームにしたのが「伊達五目 Win版」。なんだか郷土料理のような美味しそうな名前ですが、定石データベースを備える本格派対局ソフトだからビックリ。ゲーム序盤では定石どおりの打ち方、その後は「5手先までの先読みで四三勝ち」を狙ってくるようにプログラムされていて、さらに「複雑な禁手も正確に判定」してくれるから、要するに連珠の師匠というわけ。当然ながら師匠には勝つこと叶わず、かなりの苦戦を強いられるものの、同時に五目の奥深さを知ることになり、やみつきになること必至です。

 次は、ゲームの難易度を細かく設定することができる「連連連珠の演習」。一度でいいからパソコン君から勝利を得たいと願ったときは、難易度を「最弱」に設定して対局です。で、いよいよのときは「待った!」ボタンで急場しのぎ。幾多のお目こぼしののち、ようやく得ることができた1勝は、明日への活力の源になるに違いありません。なお、何手先まで先読みするのか不明ではありますが、強力なマシンスペックを必要とする「最強」はどんなもんでしょ。作者によると「強さは強烈」らしいのですが、興味津々です。

 上記2つのソフト、いずれも棋譜の「保存」と「開く(読込)」が可能だから、遊びっ放しではなく、脳トレにはうってつけ。知らず知らずのうちに「先読み」ができるようになり沈思黙考、冷静沈着。立派な中高年に成長すること請け合いです。

▼「伊達五目 Win版 (Windows95-98-Me - ゲーム)」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se067096.html

▼「連連連珠の演習 (WindowsNT-2000-XP-Vista - ゲーム)」
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se437162.html

 

イメージ  お便利機能満載の「伊達五目 Win版」。次の一手をグリーン表示(開始直後)、相手に「四三」や「三三」が出来ると位置を赤で表示してくれたりの親切設計です。それでも勝つことはできませんけど。

イメージ  棋譜はすべて一時保存されるので、対局中、「一手戻す」「一手進める」は自由自在。対局後に「一手戻す」を繰り返していけば、敗因を究明することが可能です。もちろんパソコン君に勝利したときは、棋譜を「保存」しておくことを忘れずに。

イメージ  メニュー「表示」→「着手順」を選択すると、石の上に着手した順に従って番号が表示されます。同様に「最新手」を選択すると、もっとも新しく着手した石の形が「■」となるので、いったんゲームを中断しても再開は容易です。

イメージ  「ヘルプ」には、詳細な連珠のルールが満載。一見すると難解そうですが、基本は「五目並べ」なので恐れることなし。禁手は「黒」だけにあり、「白」には存在しないので、とりあえずパソコン君を「黒」にしておけば、ルール知らずでも遊ぶことができます。

イメージ  本格派対局連珠ソフト「伊達五目 Win版」のダウンロード先です。詳細の内容を読んだら、赤丸の「ダウンロード」あるいは「伊達五目 Win版 ダウンロードページ」をクリックしましょう。「ダウンロードページ」が表示されます。

イメージ  「連連連珠の演習」の「難易度=猿」で対局。見事、勝利です。起動直後、ネットに接続して広告(左側)を表示するのがご愛嬌。どうしても前述の「伊達五目 Win版」で勝てない場合は、こちらで溜飲を下げることにしましょう。

イメージ  初めて起動すると難易度は「中」になっていますが、難易度の設定は自由。「猿」および「箕面(みのお)の猿」の意味は不明ですが、圧倒的に五目に弱い私でも「猿」で勝利を得ることができたのだから、「最弱」よりも弱いのかも。

イメージ  連珠ゲームソフト「連連連珠の練習」のダウンロード先です。詳細の内容を読んだら、赤丸の「ダウンロード」あるいは「連連連珠の練習 ダウンロードページ」をクリックしましょう。「ダウンロードページ」が表示されます。

※ソフトウェアのダウンロードは自己の責任において行ってください。また、ソフトウェアの質問は配信サイトの管理者にお問い合わせください。


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